建物を造る時には設計図が必要です。そして、設計図通りにできているかは、実際の建物と設計図とを見比べることによって確認できます。同様に、組織を作る時には組織の設計図としての組織図が必要です。では、計画通りに組織ができているかはどのように確認できるのでしょうか?本講座では、ネットワーク分析の手法を用いて、実際に組織の形を「見える化」し、組織の実態について考察します。上述のように、組織の形を表す手法としては組織図がありますが、マネジメントの視点で見ると、それだけでは課題が残ります。それは実態を定量的に見ていないこと。ではどのようにして「組織の実際の形」を見るのか。そこで、電子メールのログをビッグデータとして用い、ネットワーク分析の手法により「組織図」(括弧付き)を作り、見ることにします。講義後半では、実際に3,000人規模の大企業で適用した成果(括弧付きの「組織図」)を見て、「今までの手法で見た組織の形(組織図)」と比較しながら組織の実態を考察します。「電子メールログでの組織の形」と、設計図として組織図を見比べることにより何が見えてくるのか。それを組織設計や人事評価
にそのままつなげることも可能です。その事例を見ながら組織の形について考察します。
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