本講座では、漢方薬による病気の治療や健康の維持増進をはかる上で、最低限知っておいてほしいことを120分でお話しします。過去4年、漢方の理論を減らして各論を増やした内容となっており、これまでの風邪編、腹痛編、冷え性編、脱疲労編と講義してきました。今回は「脱浮腫編」をお届けします。冷え性編は「血」の不足、滞りから来る病態の代表として、脱疲労編は「気」の不足を中心に、気の滞った「気滞」、気が上昇した「気逆」の病態についても講義してきました。今回は、「水」の異常から来る病態についてお話しします。日本漢方では水の異常は「水毒」の一言で済ませていますが、「津液不足」や「湿邪の状態」も水の異常になりますので、タイトルでは脱浮腫としましたが、広く他の水の異常についても最適な漢方薬を選ぶ基準と理由を教示します。これで「気血水」の異常をただす解説の完成となります。また、本講義ではこれまで触れてこなかった漢方の歴史、とりわけ原点である中国と日本の医薬の歴史についてもお話しします。
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