資料請求はこちらをクリック

講座詳細

【受付終了】【オンライン】アルツハイマー病治療薬研究の展望
認知症が治せる日はいつ来るだろうか。それはどんな治療だろうか
2022/11/26(土)
【開催回数】 全1回
【受講料】 3,500円
【講座番号】 22AWK17
【受付状況】 受付終了
講座概要
国内の認知症患者は600万人を超え、患者や家族のみならず社会にとって大きな問題となっています。 中でもアルツハイマー病は認知症全体の55%を占めます。この病気の進行を一時的に止める薬は1996年に発売されましたが、根本的な治療薬はいまだ存在せず、それを目指して巨大製薬企業からベンチャーまで世界中で創薬が試みられています。 この20年間の研究でアルツハイマー病の発病メカニズムについての基礎的理解は大きく進みましたが、創薬の難航もあってその進行は一本道ではなく、発病メカニズムの捉え方自体はむしろ多様性が増しています。 本講座では、その中で「ベータアミロイド説」という多くの研究者がアルツハイマー病発症の理解と創薬の拠り所にしている学説を基本的なところから説明します。 この発病メカニズムのいろいろな箇所をターゲットとして創薬が試みられています。2021年6月には、「ベータアミロイド説」に基づいた初めての抗体医薬であるアデュカヌマブ(バイオジェン(米国)とエーザイ(日本)が共同で開発)が米国食品医薬局により条件付きで製造販売の承認を受けて、米国での患者への投与がはじまりました。一方で、アデュカヌマブは欧州では承認が見送られ、日本では審査の継続という判断になっています。現在、アデュカヌマブ以外に3つの抗体医薬の審査が進んでいます。アデュカヌマブが承認されたことの意義、および残されている問題点について、アップデートされる情報に基づいて解説します。 ◆お得なパック講座のご案内◆ 本講座を含めた全4日程の生命・薬学シリーズ 「脳科学」講座もございます。 個別にお申し込み頂くよりお得な割引受講料となりますので是非ご活用ください。 全日程でご受講される場合は以下のURLからお申し込みいただけます。 ●生命・薬学シリーズ 「脳科学」 全4回 11月19日(土)〜12月17日(土) <https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=478185> 本講座については、会場受講がございます。 詳しくは下記URLにてご確認ください。 <https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=479027> 【キャンセルポリシー】 キャンセル料は受講申し込み完了後から発生しますので、ご注意ください。必ず、受講お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約<https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/jsp/web/tus/base/kiyaku.jsp>でご確認ください。
受講生の声 ・現在進行形の治療薬開発について、最新の状況を学ぶことができ、大変有意義でした。 ・初めてでもわかりやすかったです。 ・1時間半の中で基礎的なところから最先端まで密な内容でした。丁寧な言葉わかりやすい先生のお話は好感が持てました。 ・内容がとてもよかったので、時間が短く感じました。 ・貴重な講座をありがとうございました。超高齢化社会において切っても切れない認知症と最新治療薬について、専門的に学べたことは知識となりました。
定員 50名
会場 オンライン
残席状況
備考 【対象】 社会人全般、大学生
講座スケジュール
日 時 内容・講師
2022/11/26(土)
13:00〜14:30
概要欄を参照
講師紹介
中村 岳史
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所 教授/理学博士
受講のお申込み
料金区分 受講料
一般 3,500円
本学卒業生 3,000円
学生保証人 3,000円


講座一覧へ