江戸情緒漂う両国の街というと国技館や相撲部屋が真っ先に思い浮かびますが、北斎はじめ江戸の文化人とゆかりのある街でもありました。北斎生誕地に由来する北斎通りを歩きながら、在りし日の江戸文化を偲びます。
(見学予定地)
葛飾北斎生誕地 宝暦10年(1760)に本所南割下水(現墨田区亀沢)で生まれました。その後、引っ越しを繰り返していきます。
野見宿祢神社 相撲の神様・野見宿祢が祀られています。境内には歴代横綱の名前を刻んだ石碑があります。
三遊亭円朝旧居跡 幕末〜明治にかけて活躍した落語家の円朝が暮らした場所です。当時は両国橋近くの寄席を中心に活動していました。
山岡鉄舟旧居跡 「幕末の三舟」の一人で剣術家として知られた幕臣山岡鉄舟の旧居跡です。
津軽稲荷神社 北斎通り近くには弘前藩津軽家の中屋敷が置かれていましたが、屋敷内に鎮座した稲荷が津軽稲荷として今も信仰を集めています。
勝海舟旧居跡 墨田区生まれの海舟が9才から24才まで住んだ場所です。当時は旗本岡野孫一郎の屋敷でした。
おいてけ堀跡 本所七不思議の一つ「おいてけ堀」があったとされる場所です。現在は錦糸堀公園となっています。 |