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講座詳細

【受付終了】【オンライン】モノづくりとDX (山陽小野田市立山口東京理科大学連携講座)
2022/11/29(火)〜2022/12/20(火)
【開催回数】 全3回
【受講料】 0円
【講座番号】 R04-17
【受付状況】
講座概要
「モノづくり」は、機械工学が主役であり、航空工学・自動車工学・機械系制御工学・医工学・食品・ロボットなど、各種の産業分野は機械工学によって成り立っています。この機械工学中心の領域のモノづくりがDXでどう変わりつつあるのか、そしてどう今後変わる可能性があるのかを考えていく講座です。 1回目【科学技術イノベーション政策から俯瞰するモノづくりDXの未来 〜航空産業を例として〜】 「第6期科学技術・イノベーション基本計画」(令和3(2021)年3月閣議決定)において、計算機を活用したシミュレーションやAIを活用した研究インパクトの増大を背景に、研究交流のリモート化、研究設備・機器への遠隔からの接続、データ駆動型研究の拡大など、世界的に研究活動のDX(研究DX)の流れが加速している状況認識が示された。航空業界においても、航空機の設計・認証・製造・運用・廃棄というライフサイクル全体をDX技術により効率化、高速化すべく研究開発が進められている。本テーマでは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の取組を中心にしたモノづくりDXの現状を紹介し、未来を展望する。 2回目【ものづくりDXを支える世界一の材料開発】 航空機エンジンは、2000℃にも及ぶ高温の火炎に曝されることから、今日ではデジタル技術を活用した設計・整備の効率化が行われており、エンジン部材の損傷もDX技術により高度に監視されている。しかし、現状の航空機エンジンの燃焼室はニッケル超合金で構成されており、その耐熱限界である1100℃を超えないように空冷システムが用いられている。そこで、より安全性を高める目的で炭化ケイ素繊維を用いた複合材料に関する研究開発が積極的に行われている。本講演では、このような航空機エンジン部材の安全性向上に重要な役割を果たす炭化ケイ素繊維の中でも、2000℃にも及ぶ優れた耐熱性を有する世界一の材料開発について概説する。 3回目【高精度・高品質・高機能・高耐久性をサポートするCAE(Computer Aided Engineering)によるモノづくりDX】 コンピュータの発達に伴い、コンピュータを援用したモノづくり設計CAE(Computer-Aided Engineering)が重視されている。本講義では、CAEの中でもCFDシミュレーション(Computational Fluid Dynamics)に焦点をあて、支配方程式、モデル化、そしてシミュレーションの手法について概説する。次いで、モノづくりの設計開発・研究の現場におけるCFDの適用事例について紹介する。特にシミュレーションを実施するためのノウハウについても概説する(メッシュ依存性、境界条件、シミュレーション結果の妥当性評価など)。
ビジネス講座
カテゴリー
マネジメント(ベース領域) ヒューマンリソース(ヒト領域)
ストラテジー(モノ・コト領域) ファイナンス(カネ領域)
デジタル戦略(情報領域) スキル・ブラッシュアップ
クラス
受講対象
伸長する能力
定員 100名
会場 オンライン
残席状況
備考
講座スケジュール
日 時 内容・講師
2022/11/29(火)
18:45〜20:15
科学技術イノベーション政策から俯瞰するモノづくりDXの未来
2022/12/06(火)
18:45〜20:15
ものづくりDXを支える世界一の材料開発
2022/12/20(火)
18:45〜20:15
高精度・高品質・高機能・高耐久性をサポートするCAE(Computer Aided Engineering)によるモノづくりDX
講師紹介
塩満 典子
山陽小野田市立山口東京理科大学 研究推進部長/広島大学・中部大学客員教授/JAXA客員研究員
石川 敏弘
山陽小野田市立山口東京理科大学 大学院工学研究科工学専攻 教授/宇部興産株式会社フェロー
結城 和久
山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部機械工学科 教授
受講のお申込み
料金区分 受講料
一般 0円


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