尾張は街道の国です。古代東海道、中世鎌倉街道、近世東海道に加え、美濃街道、佐屋街道、木曽街道、飯田街道などの脇街道は歴史の証人です。尾張氏、斯波氏、織田氏、徳川氏と続く尾張国史の変遷の中で、街道沿いには幾多の社寺、城郭が建てられました。名古屋城下町史、尾張藩幕末史も含め、尾張名古屋の歴史を探訪します。
【講師プロフィール】
1959年名古屋市生まれ。旭丘高校、早稲田大学、同大学院博士課程(学術博士)、日本銀行を経て2001年から参議院議員。現在、早稲田大学客員教授、藤田医科大学客員教授。
著書に「公共政策としてのマクロ経済政策」(成文堂)、「『賢い愚か者』の未来」(早大出版部)、「仏教通史」「四国遍路と般若心経」(大法輪閣)、「愛知四国霊場の旅」(中日新聞社)など。仏教研究家、歴史研究家として活動中。