連絡先
上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

1131 イスラームをどう理解するか ?―原理・原則と多様性を考える

曜日・時間 指定木曜日 18:30〜20:00
開催日 6/1から
回数 6回
講師 コーディネーター 私市 正年
テキスト テキスト指定なし(講師より資料配布) ◆初回事前課題:事前配布の論文「高校生のイスラーム・イメージとイスラーム認識」に関する資料を読み、その結果の意味や背景についてあなたの意見を述べてください。 2回目以降の事前課題:毎回、添付ファイルで事前課題資料と事前課題を送ります。
備考 定員40名 ■全ての講義を対面授業形式で実施します(ただし、新型コロナウィルス感染拡大状況により、オンライン講義への変更可能性あり) ※講座のご予約には、あらかじめ当サイトの登録者IDを取得いただく必要があります。初めてご利用される方は【新規登録者ID取得】から、登録者IDを取得してください。 ※本サイトでの申し込みは個人申し込みのみです。アドバイザリーパートナー企業会員、スタンダード企業会員の方は直接事務局までお問い合わせください。
スケジュール スケジュールはこちら
シラバス シラバスはこちら
受講料(税込)申し込み
100,000円 受付期間外です。
【2023年度春学期】  今日、世界のムスリム(イスラーム教徒)人口は15億人ともいわれ、日本にも東南アジア出身者を中心に20万人以上のムスリムが生活しています。しかしイスラーム(教)程、わかりにくい宗教(思想)はないかもしれません。その一つの理由は原理原則(理念)と現実論との間の乖離です。イスラームは原理原則を重視しますが、世界各地に拡大したことからも推察できるように地域や時代状況に応じて非常に柔軟な対応をしてきました。宗教としてのイスラームの理解には、この多様性の現実に目を向ける必要があります。本講座では多様性と柔軟性という視点から、イスラームの歴史と思想を概観した後、イスラームを政治、経済、社会生活の三つの側面から考えていきます。その上でイスラームの理念が、現実の社会、政治や経済の中でいかに機能しているのか、マレーシアと日本のイスラームの事例をとりあげて議論をしたいと思います。 <開講のねらい>  本講座のねらいは、宗教を教義や理念だけから狭く考えることがいかに問題であるか、イスラームを事例に考えること、およびイスラームを通じてグローバルな次元で宗教と政治、経済の関係の多様性の現実を見ることです。 <関連キーワード>  「原則、全員の発言」「事前課題あり」「イスラーム」「ムスリム(イスラーム教徒)」「中東」「アジア」「東南アジア」「アフリカ」「諸宗教の共存」「民衆」「多様性」「柔軟性」「排他性と暴力性」「カルト」「寛容と非寛容」「異文化理解」「政教分離」「イスラーム法」「イスラーム経済」「資本主義」「市場経済」「公正」「関係性」「宗教と経済」「イスラーム教育」「消費文化」「「穏健」と「過激」」「モスク(礼拝所)」「地域社会・コミュニティ」「多文化共生」「地方自治体」「ネットワーク」 <ディスカッションの頻度・割合等>   ディスカッション 頻度 :毎回  ディスカッション 割合 :三分の一(30分)程度 個人発表        :毎回あり チーム発表       :なし ロールプレイング    :なし テーマに関する事前知識や部署経験の有無:なくてもよい 予定講師陣   ■私市 正年(上智大学名誉教授)   第1回担当予定   ■飯塚 正人(東京外国語大学(AA研)教授) 第2回担当予定    ■加藤 博(一橋大学名誉教授)    第3回担当予定   ■赤堀 雅幸(上智大学教授)     第4回担当予定    ■久志本 裕子(上智大学准教授)   第5回担当予定   ■店田 廣文(早稲田大学名誉教授)  第6回担当予定 *参考資料 別紙参照※上記「シラバスはこちら」をクリック(PDFファイルが開きます)