【2023年度春学期】
日本の伝統文化といわれて何を思い浮かべるでしょうか? コロナウィルスとの戦いでもあった東京オリンピックの最中に、「日本のお家芸である柔道」というようなフレーズをたびたび耳にされたことと思います。確かに柔道のような武道文化は日本古来の伝統文化と考えてよいものです。それでは、その武道文化の形成はどこにルーツをもち、どのような過程を経て出来上がったものなのでしょうか。この講座では、日本の伝統文化とされるものの中から、表象文化・食文化・身体文化・文芸に属するものとして、絵画作品(南画)・煎茶・武道(武道伝書)・古典文学作品を取り上げながら、そのルーツや展開の過程などを一緒に考えてゆきたいと思います。
<開講のねらい>
形式張って、古くさいもののように見なされる日本の伝統文化を、文献資料に基づきながら新たな視点から読み解いてゆきます。
<関連キーワード>
「日本文化」「日本の伝統文化」「日本画」「南画」「煎茶文化」「武道」「武道伝書」「古典」
「毎回テーマに沿った検討会があります」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :毎回
ディスカッション 割合 :半分(45分)程度
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■長尾 直茂(上智大学教授) 全6回担当予定