連絡先
上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

2204 中東問題の理解―マイノリティー集団から考える共存、多様性と排除、分裂

曜日・時間 指定水曜日 18:30〜20:00
開催日 10/16から
回数 8回
講師 コーディネーター 私市 正年
テキスト ◆事前課題あり:二つの資料(「カビール問題とは何なのか?と「シャーズィリー元大統領へのインタビュー記事」)を読み、アルジェリアのベルベル人の置かれている状況について、どのように考えますか? ◆2回目以降の事前課題:概ね、第1回課題と同様の課題を出す予定です。課題と資料をmanabaに掲載します。
備考 定員40名 ■全ての講義を対面授業形式で実施します(ただし、新型コロナウィルス感染拡大状況、その他の特別な理由により、オンライン講義への変更可能性あり) ※講座のご予約には、あらかじめ当サイトの登録者IDを取得いただく必要があります。初めてご利用される方は【新規登録者ID取得】から、登録者IDを取得してください。 ※本サイトでの申し込みは個人申し込みのみです。アドバイザリーパートナー企業会員、スタンダード企業会員の方は直接事務局までお問い合わせください。
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受講料(税込)申し込み
150,000円 受付期間外です。
【2024年度秋学期】  中東諸国にはいわゆるマイノリティー集団が存在するが、それは宗教的であったり、民族的であったり、また政治的であったり、非政治的であったり、さらに政権を担っていたり、少数派としての地位を強いられていたり、といった具合に多様です。今日の世界情勢をみると、異なる集団が互いに共存よりも排除していく方向性、特定の集団がますます内向きに自己主張を強めていく志向性が感じられます。このような現象をどのように捉えたらよいのか。本講座では、中東におけるマイノリティー問題を手がかりに、紛争や混乱といった面だけでなく、その中にある共存や多様性の可能性といった側面にも目をむけつつ、マイノリティーが関わる政治と社会の諸問題を考えてみようと思います。対象とする国とマイノリティー集団は、アルジェリアのベルベル人、トルコのクルド人、アフガニスタンのパシュトゥーン人、エジプトのコプト、スーダンの非アラブ系民族、レバノンのキリスト教徒、シリアのアラウィー派、イスラエルのアラブ人です。なお、毎回、事前課題資料と課題が送付されます。また講義で行われる討論では受講生は積極的な発言を求められます。 <開講のねらい>  本講座では、「中東問題」の背後にある多民族、多宗教の共存や対立の実態をマイノリティー問題から考えることと、今日の国際情勢の中で目立つ、共存よりも排除、特定の集団が内向きに自己主張を強めていく志向性の問題点を検討することを目的とします。 <関連キーワード> 「毎回事前学習あり」、「毎回ディスカッションあり」、「マイノリティー」、「地域紛争」、「共存」、「多様性」、「寛容」、「排除」、「分裂」、「中東問題」、「植民地支配」、「周縁化(マージナル化)」 <ディスカッションの頻度・割合等>   ディスカッション頻度  :毎回 ディスカッション割合  :三分の一(30分)程度 個人発表        :なし  チーム発表       :なし ロールプレイング    :なし テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい 予定講師陣  ■私市 正年(上智大学名誉教授)  第1回担当予定  ■山口 昭彦(上智大学総合グローバル学部教授)第2回担当予定  ■登利谷 正人(東京外国語大学・世界言語社会教育センター専任講師)第3回担当予定  ■三代川 寛子(東京外国語大学准教授)第4回担当予定  ■栗田 禎子(千葉大学文学部教授)  第5回担当予定  ■溝渕 正季(広島大学・人間社会科学研究科准教授)第6回担当予定  ■高岡 豊(東京外国語大学特別研究員)第7回担当予定  ■臼杵 陽(日本女子大学教授)   第8回担当予定 *参考資料 別紙参照※上記「シラバスはこちら」をクリック(PDFファイルが開きます)