【2021年度春学期】
現在、企業活動を継続していくためには「環境」への配慮は不可欠です。しかし、その対応もCSRからCSVへ、さらに持続可能性をコンセプトとしたSDGs、ESG、グローバルコンパクト、TCFDと様々です。こうした中で、企業はどのように変化する「環境」に対応していくのか、環境を巡る企業のパラダイムシフトのあり方とはどのようなものか、真剣に考えていかなければなくなっています。
特に、コロナ以降新たに変化してきた価値観に企業としてどのように対応していくのか、海外の動向もふまえ、変化する環境に流されることなく、そこにポジティブな意義を見出していくためには、変化の潮流を正しくつかむことこそが今まさに企業に求められていると考えます。本講義では、その分野を代表する専門家による最新の情報を提供していただくともに、カードゲーム、NGOの方との対話、ワークショップなどを通じて、双方向のダイヤログを図りながら企業のパラダイムシフトについて一緒に考えていきたいと思っています。
各回の講義テーマ
第1回 SDGsとは、なにか。SDGsの企業活動への影響
第2回 サーキュラーエコノミーと企業
第3回 ESGと企業
第4回 プラスチック問題と企業
第5回 金融と環境 ※講師はオンラインで登壇
第6回 気候変動対策のためのイノベーション
第7回 NGOと環境 市民目線からの環境問題 CSO(市民社会組織) グラフイックファシリテーション対話の在り方
第8回 SDGsカードゲーム(総括ワークショップ)
予定講師陣
■末吉 竹二郎(国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)特別顧問)
■後藤 敏彦(サステナビリティ日本フォーラム代表理事)
■井田 徹治(科学ジャーナリスト 共同通信社)
■細田 衛士(中部大学教授、慶応大学名誉教授)
■安井 至(国連大学名誉副学長、東京大学名誉教授)
■横山 泰治(プロジェクト「From」代表・パラダイムシフトコミュニケーショントレーナー)
■織 朱實(上智大学教授)
※講師は変更が生じる可能性があります