【2021年度秋学期】
日本の男女格差(ジェンダー・ギャップ)が国際的に大きいことは、広く知られていますが、なぜ大きいのでしょうか?格差を縮小するにはどうしたらいいのでしょうか?諸外国ではどのような取り組みが効果をあげているのでしょうか?本講座は日本のジェンダー・ギャップを切り口に、ジェンダー平等に関する基本的な事項を押さえていきます。そして、SDGsの枠組みの中で世界はどのような女性のエンパワーメントを目指しているのか、なぜ企業広告はしばしばジェンダーの観点から炎上してしまうのか、企業の常識と世間の常識はどう違うのかを探っていきます。さらに、韓国の小説や映画を題材に女性活躍において共通点の多い韓国と日本を比較していきます。最後は女性リーダーの育てかたについて参加者と議論をします。
予定講師陣
■大崎 麻子(ジェンダー・アクション・プラットフォーム理事、関西学院大学客員教授)
■治部 れんげ(ジャーナリスト)
■申 h榮(お茶の水女子大学教授)
■林 陽子(弁護士、元国連女性差別撤廃委員会委員長)
■三浦 まり(上智大学教授)