【2021年度秋学期】
東南アジアは11の国からなり、近年、経済成長が著しい地域です。「東南アジア」という地域概念は、日本がこの地域を占領していたアジア太平洋戦争の時期、さらに戦後になって一般に使われるようになりました。それ以前は日本では「南洋」と呼んでいました。東南アジアは、民族や言語、宗教の点でも、また欧米の植民地としての歴史もきわめて多様です。この講座では、東南アジアのなかでもタイ、ミャンマー(ビルマ)、カンボジア、インドネシア、フィリピンの5つの国をとりあげて、戦前、アジア太平洋戦争期、戦後、そして現在にいたるまでの各国と日本との関係史を検討します。
予定講師陣
■寺田勇文(上智大学名誉教授)
■丸井雅子(上智大学教授)
■根本 敬(上智大学教授)
■柿崎一郎(横浜市立大学教授)
■倉沢愛子(慶應義塾大学名誉教授)
*参考文献
後日、ご案内予定です。