※新型コロナウィルス感染拡大の影響を考慮し、4〜5月の講座実施は見合わせることとなりました。延期となりました開講日については決定次第、ご案内いたします。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。(2020.3.31 プロフェッショナル・スタディーズ事務局)
遺伝子組換えとゲノム編集、iPS細胞、オプジーボ、腸内細菌と病気、あるいはCTスキャン、MRI、重粒子線治療など、日々のニュースや報道の中でも生命科学に関わる内容が数多く取りあげられています。先端研究は驚くべきスピードで進歩しており、そこにはビジネスチャンスも数多く含まれていると考えられます。科学、特に生命科学の研究は一つの研究室の中に閉じられたものではなく、その成果は我々の日常生活に密接に繋がるものであり、またそこに国境はありません。このことは何を意味するか? 私たちがこれからの社会のあり方に対してより正しい判断、意思決定をしていくためには、これらの日進月歩の研究内容を理解し、生命科学が私たちに何をもたらすのか、私たちの未来をどのように変えていくのかを考え、使いこなす力が求められています。
本講座では、先端生命科学研究の内容の基礎を解説するとともに、その技術がもたらす社会の変革に対していかに判断し、意思決定をしていくのかを科学史に残る過去の事例をもとに考えます。また、スカイプを利用して海外にいる研究者との意見交換も行います。
予定講師陣
■大槻 東巳(上智大学教授)
■齊藤 玉緒(上智大学教授)