※本講座は海外からの講師招聘の関係から、秋学期の開講へ延期させていただくこととなりました。
秋学期講座募集時に、再度受講申し込みを受け付けいたします。何卒ご了承のほどよろしくお願いいたします。(2020.3.18 プロフェッショナル・スタディーズ事務局)
この講座はすでにCSRを事業戦略として受け入れているかまたそうした計画を持っている企業の幹部候補者及びCSR担当者を対象としています。戦略的なCSRから得られるビジネス上のメリットから幅広いステークホールダーとの効果的な関係の構築を含むCSR戦略のデザインと実施に焦点を当てた講座です。企業がビジネスの社会貢献に努力したつもりが、ともすると逆に企業の評判を落とし、規制当局、社会投資家、NGOやキャンペーングループからのさまざまな追及を逃れようとする企業による広報活動と見なされる場合があります。
当講座ではこれを、逆に、企業の評判・販売・生産性の向上などビジネスプロセスを改善し、財務上の利益をもたらし企業価値を高める機会を与えてくれます。 CSRの範囲が拡張する中で、CSRは戦略の基礎となりつつあります。そうすることによりビジネス、政府、市民社会、国際機関、個人が現在直面している課題を理解し、ビジネスと幅広いステークホルダーの間の進化する関係についての重要な分析と見通しを、具体例をあ
げながらビジネスモデルとして提供することを目的とします。
当講座は、社会におけるビジネスの進化のプロセスを理解し、CSRに取り組む理由と方法を具体例を通して学び、効果的なCSR戦略のデザインと実地方法を習得し、従業員や消費者、政府機関、一般市民、非政府組織を含む利害関係者の重要性を理解し、CSR戦略を総合的に理解していただける講座です。(全クラスに日英同時通訳あり)
予定講師陣
■イオアナ ブルータ(ロンドン大学バークベック校准教授)
■浦元 義照(上智大学特任教授)