【コーディネーター】佐久間 勤
上智大学キリシタン文庫所長、神学部教授(旧約聖書学)
専攻分野/旧約聖書の物語解釈
著 作/『和解をもたらす福音』(共著)日本キリスト教団出版局、2018年
Email: t-sakuma[at]sophia.ac.jp
【講師】川村 信三 上智大学文学部史学科教授
豊島 正之 上智大学文学部国文学科教授(写真)
レンゾ・デ・ルカ神父 イエズス会日本管区長
ユネスコの世界遺産指定に因んで上智大学が所蔵する貴重資料をご紹介しつつ、日本のキリスト教史の重要なできごとについて考察します。キリシタン時代から潜伏キリシタンへと受け継がれ、さらには明治期の復興をもたらした原動力は何だったのでしょうか。イエズス会宣教師たちが準備した「キリシタン版」と呼ばれる出版活動、信徒組織である「組」に秘密がありそうです。出版物としてのキリシタン版の研究者、キリシタン史の研究者に解説していただきます。また上智大学キリシタン文庫からは『スピリツアル修行』をはじめ毎回1点、計3点のキリシタン版など重要史料を展示する予定です。