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上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

0606 【終了】 ロシア語講読−トルストイ『復活』ほか 中級

曜日・時間 毎週土曜日 14:45〜16:15
開催日 2019/4/13〜
回数 13回
講師 覚張 シルビア
テキスト 講師より配布します。(実費徴収)
備考 定員25名 / 申込締切は第2回授業日 *本講座の開講判定日は4/5(金)です。 *休講が発生した場合の補講予定日は、7/27(土)です。 *使用言語:説明は、日本語で行ないます。
スケジュール スケジュールはこちら
シラバス シラバスはこちら
受講料(税込)申し込み
35,100円 受付期間外です。
0606 【終了】 ロシア語講読−トルストイ『復活』ほか 中級
【講師プロフィール】 覚張 シルビア(カクバリ シルビア) 創価大学非常勤講師 国籍 / 日本 出身校 / 東京大学 専門分野 / 19世紀ロシア文学(レフ・トルストイ研究) 著作 / ◇『トルストイ』集英社文庫(ポケットマスターピース)、2016年(共訳) メッセージ / 東洋と西洋をあわせもつロシアの人々は、言葉の壁さえ超えてしまえば、思いのほか日本人と精神的に近いことに驚かされます。特に、ロシア文学を原文で読むことで、ロシアの精神性を内側から感じることができます。その一歩を踏み出すべく、皆さんと一緒にロシア語を学んでいきたいと思います。 【学習内容】  レフ・トルストイの傑作『復活』を講読していきます。これは、19世紀末、宗教的信条ゆえに兵役を拒否したことで弾圧されていたドゥホボール教徒の人々をカナダへ移住させるため、その資金を集める目的で、実際にあった刑事事件をもとに書かれた作品です。この頃、作家はすでに、文学作品よりも宗教や芸術の意味、社会的事象に関する論文の執筆に力を入れるようになっていましたが、この作品でも文学的才能を余すところなく発揮しました。  一人では原文で読了するのが難しい長編小説の名場面に、ロシア語で触れて頂くことが目的です。ロシア語の基礎力をお持ちの方を対象と致しますが、「原文でロシア文学を読みたい」という意欲のある方であれば大歓迎です。 【学習方法】  こちらで配布するテクストの指定部分を予習して頂き、読んで訳してもらいます。予習の時間がない方もいらっしゃると思いますので、その点にも配慮して授業を進めていきます。 【学習形態】  配布テクストのうち5行〜10行程度をそれぞれ担当して頂き、音読・訳出して頂きます。その上で、発音や内容の確認のため、こちらでも音読と訳の確認、難しい文法事項の説明を行います。講読するテクストの文脈や背景については、必要に応じて説明致します。 【受講者に期待する達成レベル】  辞書があれば、ロシア文学を原文で楽しむことができる、特に、短編なら自力で読破できるというレベルにまで到達して頂ければと思います。