【講師プロフィール】
覚張 シルビア(カクバリ シルビア) 創価大学非常勤講師
国籍 / 日本
出身校 / 東京大学
専門分野 / 19世紀ロシア文学(レフ・トルストイ研究)
著作 /
◇『トルストイ』集英社文庫(ポケットマスターピース)、2016年(共訳)
メッセージ / 東洋と西洋をあわせもつロシアの人々は、言葉の壁さえ超えてしまえば、思いのほか日本人と精神的に近いことに驚かされます。ロシア語を学ぶことで、その背景にある文化、ロシア人の深い精神性にも触れることができます。その一歩を踏み出すべく、皆さんと一緒にロシア語を学んでいきたいと思います。
【学習内容】
「入門」を終えられた方、または同程度以上の学習経験がある方を対象とします。まず、基本文法や簡単な表現を使って会話練習を行うことで、基礎の定着に努めます。また、会話の可動域を広げるべく、前置詞を含むさまざまな表現、完了体と不完了体、類似した動詞等を使った表現を学び、文法練習・会話練習を行います。さらに、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、ロシア語で日本を案内するシチュエーションを想定した会話練習を行うほか、日本の風物・慣習・食事等についてロシア語で紹介するために必要な語彙も学んでいきます。
説明は、日本語で行います。
【学習方法】
配布プリントに沿って授業を進めます。事前にプリントをお配りしますので、できる範囲で予習をお願い致します。
【学習形態】
新しい文法事項についてこちらで説明した後、例文や会話文を受講生の皆さまに読み、訳して頂き、その表現を使って会話練習を行います。
一人一人に質問して答えて頂く場合と、ペアやグループによる会話練習を行う場合があります。少しずつ単語を変えながら会話練習を行うことで、語彙を増やして頂ければと思います。
【受講者に期待する達成レベル】
学習した会話表現を、旅行・留学・出張などで実際に使うことができ、日本でロシア語話者に出会った場合に、道案内をしたり必要なコミュニケーションをとれるレベル。