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上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

0137 女性史からみたキリスト教殉教:『ペルペトゥア殉教者伝』をめぐって

曜日・時間 指定水曜日 19:10〜20:40
開催日 4/24から
回数 8回
講師 豊田 浩志
テキスト 講師よりプリント配布(無料)
備考 定員40名 開講判定日 4月17日 受講申込締切・受講中の方のキャンセル受付 5月22日 ※本講座は講座変更できません。
スケジュール スケジュールはこちら
受講料(税込)申し込み
21,600円 受付期間外です。
【講師】 豊田 浩志 上智大学名誉教授 専攻分野/古代ローマ史・初期キリスト教史 著作/『キリスト教の興隆とローマ帝国』南窓社、1994年;ピエトロ・サンデル(翻訳)『バチカン サン・ピエトロ大聖堂下のネクロポリス』上智大学出版、2011年 ホームページアドレス/ http://www.koji007.tokyo/ メールアドレス/ k-toyota@ca2.so-net.ne.jp  現代の多くの人びとにとり、拒否すれば死が待ち構えているのに、あえてそれを選択した人びとが何を考えていたのか、は決して明白ではないでしょう。この疑問を、紀元後3世紀初頭の『ペルペトゥアの殉教者伝』を手引きにして、皆さんとともに考えてみたいと思います。  この『殉教者伝』は、古代において脇に追いやられていた女性の肉声が残存しえた希有な存在で、かねてより注目されてきましたが、『殉教伝』叙述を文献学的・心理学的に批判的に読み込むことで、出来事の実際の解明とその後の伝説化のプロセスを、参考文献に準拠して追求します。  <参考書>(必須ではないが、講読により理解が深まるもの) 『ペルペトゥアの殉教:ローマ帝国に生きた若き女性の死とその記憶』 著者 :ジョイス・E・ソールズベリ(後藤篤子監修・田畑賀世子訳) 出版社:白水社 ISBN :978-4-560-09648-2