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【講師プロフィール】
田 真紀(タカタ マキ) 私立中高等学校・英語科 非常勤講師
国籍 / 日本
専門分野等 / 上智大学外国語学部英語学科(外国研究学士) / 英語教授法(TESOL)
著作・論文等 /
◇Exploring Multiple Intelligences and Language Learning Strategies of Successful Japanese Learners of English, SOPHIA TESOL FORUM Vol. 10, 2018, pp.1-17
◇Applied Linguistics Revisited: Creating an Empowering Learning Community, ANGLES Issue 3, 2018, pp.98-105
メッセージ(Messages)/
英語は世界中の人々・価値観・知識・情報・文化・経験等と繋がるための架け橋です。文法力や単語力を身につけることも大切ですが、それ以上に英語を使って自分の意見を伝え、多様な背景・価値観を持つ他者と学び合うことが重要であると思います。私が幼少期に8年間過ごしたハワイには「ミックスプレート」と呼ばれる人気メニューがあります。このプレートには、ハワイ、日本、フィリピン、韓国、中国などの各地の料理が少しずつ入っています。このメニューが誕生したのは、100年以上前のプランテーション農場であると言われており、労働者として各国から移住して来た人々が、お昼に持ち寄ったお弁当のおかずを分け合うようになったことが始まりとされています。このように、英語の授業の中でも皆さんがそれぞれ持ち寄った経験・知識・考え・価値観を分け合い、尊重し合えるような環境作りを目指します。
【学習内容(Contents)】
様々なテーマを通して、英語の4技能(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)を磨きます。例えば「食べ物」のテーマの場合では、好きだった給食の話から世界の食料問題まで、一つのテーマを様々な教材を使って多角的に学びます。また、テーマの内容も受講生の皆様のご希望に合わせて適宜修正していきます。
【学習方法(Methods)】
講師作成プリント・パワーポイントを使用し、テーマごとに4技能を磨きます。例えば、テーマに関するディスカッションやビデオ視聴で「リスニング」と「スピーキング」力を磨き、ニュース記事で「リーディング」と「ライティング」力を磨きます。一つの授業で4技能をバランスよく取り入れられればと思います。
【学習形態(Mode)】
個人ワーク、ペアワーク、グループワーク、全体ワーク、講師による解説 (英語と日本語)など、アクティビティに応じて多様な学習形態を取り入れます。
【受講者に期待する達成レベル(Goal)】
各自のペースでテーマの内容について考え、自分の意見を伝えることの出来るレベルを目指します。