【コーディネーター・講師】
矢入 郁子 (左)
上智大学理工学部情報理工学科准教授
1999年東京大学大学院機械工学専攻博士課程修了(博士(工学))。総務省系国立研究所である情報通信研究機構を経て、2008年より本学でメディア工学,メディア情報論、情報メディアコミュニケーション学などの講義を実施。インターネットの普及にともなう米大統領選挙の変化を講義でも取り上げてきた。
【講師】
松本 方哉 (右)上智大学非常勤講師
1956年生まれ。上智大学英文科卒業後、フジテレビに入社し、報道局配属。外信デスク、ワシントン特派員、情報デスクや解説委員、キャスター(ニュースJAPAN)として、特に国際安全保障問題、日米関係、米国政治、医療・介護関係を専門分野としてきた。FCCJ=日本外国特派員協会員、日本マス・コミュニケーション学会会員
トランプ政権の誕生からはや2年近くが経過して、アメリカ政治はいよいよ現政権の信任投票とも言える秋の中間選挙の季節を迎えました。過去に例を見ない政治・外交運営手法を続ける現米政権の動向は、米国内や国際社会に、今なお次々と大きな波紋を広げています。本講座は、全6回の講義の中で、この中間選挙の投票日(11月6日)前後の全米の動向を中心に見ながら、さらに、トランプ政権内に縦横に張り巡らされた人間関係の細い糸を手繰り寄せることで、米現代政治や外交の核心を解き明かして行く講座です。講座ではまた、映像やデータなども駆使しつつ、生のアメリカ政治・外交の動きの裏側に迫っていきます。政治・外交に初心者の方にも、過去の講座を取られた方にも分かりやすく、かつ丁寧で切れ味の鋭い講義を心がけます。