東京理科大学・神楽坂校舎の中に、開設当時の東京物理学校の建物を模した近代科学資料館があります。その館の地下1階に数学体験館があります。数学体験館は、算数や数学の理論や定理、公式などを具象化した教具が約70点展示されています。これらの教具は、秋山仁教授が中心になって算数や数学を分かりやすく解説するために、たくさんのアイデアや工夫を盛り込み、約30年に亘って作り上げてきたものです。それらの教具を見て、触って、動かして、実験をして五感を通して体感しながら学ぶハンズ・オン型の体験型広場になっています。数学体験館に来れば、不思議を感じて、実際に確かめて、そして発見したり納得したときの感動や喜びを体験できます。
数学体験館の教具のように算数や数学の理論を応用して、ものつくりのワークショップを行います。厚紙や木材を使って工作をします。その結果、身近なところで算数や数学が役に立っていることやものごとの仕組みが実感できます。ものづくりを通して算数や数学の新しい発見があるかもしれません。 |