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講座詳細

【受付終了】【2021秋冬期】【会場】アルツハイマー病治療薬研究の展望
認知症が治せる日はいつ来るだろうか。それはどんな治療だろうか
2022/03/12(土)
【開催回数】 全1回
【受講料】 3,500円
【講座番号】 21AWK21
【受付状況】 受付終了
講座概要
国内の認知症患者は600万人を超え、患者や家族のみならず社会にとって大きな問題となっています。 中でもアルツハイマー病は認知症全体の55%を占めます。この病気の進行を一時的に止める薬は1996年に発売されましたが、根本的な治療薬はいまだ存在せず、それを目指して巨大製薬企業からベンチャーまで世界中で創薬が試みられています。 この20年間の研究でアルツハイマー病の発病メカニズムについての基礎的理解は大きく進みましたが、創薬の難航もあってその進行は一本道ではなく、発病メカニズムの捉え方自体はむしろ多様性が増しています。 本講座では、その中で「ベータアミロイド説」という多くの研究者がアルツハイマー病発症の理解と創薬の拠り所にしている学説を基本的なところから説明します。 この発病メカニズムのいろいろな箇所をターゲットとして創薬が試みられています。2021年6月は、アルツハイマー病治療薬開発の歴史にとって特別な時期として記憶されるはずです。バイオジェン(米国)とエーザイ(日本)が共同開発を続けてきたアデュカヌマブ(ベータアミロイド説に基づいたはじめての治療薬)について、米国食品医薬局は2021年6月に条件付きで製造販売の承認を行い、米国での患者への投与がはじまりました。アデュカヌマブが承認されたことの意義、および残されている問題点について、アップデートされる情報に基づいて解説します。 本講座を含めた全3日程の生命・薬学シリーズ 「脳科学」講座もございます。 個別にお申し込み頂くよりお得な割引受講料となりますので是非ご活用ください。 全日程でご受講される場合は以下のURLからお申し込みいただけます。 ●生命・薬学シリーズ 「脳科学」 全3回 12月11日(土)〜3月12日(土) <https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=410963> 本講座については、オンライン受講がございます。 詳しくは下記URLにてご確認ください。 <https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=405802> 【キャンセルポリシー】 キャンセル料は受講申し込み完了後から発生しますので、ご注意ください。必ず、受講お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約<https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/jsp/web/tus/base/kiyaku.jsp>でご確認ください。
受講生の声 ・現在進行形の治療薬開発について、最新の状況を学ぶことができ、大変有意義でした。
定員 20名
会場 セントラルプラザ2F
残席状況
備考 【対象】 社会人全般、大学生
講座スケジュール
日 時 内容・講師
2022/03/12(土)
13:00〜14:30
概要欄を参照
講師紹介
中村 岳史
東京理科大学 研究推進機構 生命医科学研究所 教授/理学博士
受講のお申込み
料金区分 受講料
全1回 3,500円


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