WHO(世界保健機関)の報告によると、世界中で毎年10億人がインフルエンザに罹患し、そのうち300〜500万人が重症化し、29〜65万人が死亡すると推定されています。
インフルエンザウイルスのダイナミックな進化は、ウイルスの遺伝子の変異やウイルス間での遺伝子の取り換えによって起こります。これにより、ウイルスは宿主の免疫を回避し薬剤の耐性を獲得し、我々を脅威にさらします。ウイルスの進化のメカニズムを理解することは、ウイルスに対する免疫反応の解析、ワクチンや薬剤の研究開発にとってとても大切です。
本講座では、新型インフルエンザの発生過程、季節性インフルエンザとパンデミックを引き起こすインフルエンザウイルスの違い、ヒトに感染するインフルエンザウイルスとヒトに感染しないインフルエンザウイルスの違いなどを分子進化学的な解析の観点からお話し、将来出現するであろう、そのウイルスの遺伝子の変異を情報科学的な手法を用いて予測する研究をご紹介します。
本講座を含めた全4日程の「誕生から死までシリーズ」もございます。
個別にお申し込み頂くよりお得な割引受講料となりますので是非ご活用ください。
全日程で受講される場合は以下のURLからお申込みいただけます。
●誕生から死までシリーズ 全4回 11月16日(土)〜3月7日(土)
<https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/web/WWebKozaShosaiNyuryoku.do?kozaId=175993>
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キャンセル料は受講申し込み完了後から発生しますので、ご注意ください。必ず、受講お申し込み前に東京理科大学オープンカレッジ受講規約<https://web.my-class.jp/manabi-tus/asp-webapp/jsp/web/tus/base/kiyaku.jsp>でご確認ください。 |