化粧は不要不急の行為で、楽しみとして行うものですが、人類の福利厚生に寄与するという側面も有しています。本講座は化粧の歴史を、生物の進化という巨視的な視点、西洋対日本という比較文化的視点、明治維新以降の日本という近代史的視点など、レンズの拡大率を変えながら振り返ります。さらに、スキンケアとメークの区別、油と水、衛生観、公と私、慈しむ化粧と飾る化粧、スキンケア・メーキャップ・フレグランスの心理効果など総合的に解説します。
◆参考文献:『「化粧品科学へのいざない」シリーズ第1巻 文化・社会と化粧品科学』坂本一民・山下裕司編集(薬事日報社)
【協賛団体】
・本学総合研究院 界面科学研究部門
https://rist.tus.ac.jp/introduction/division/%e7%95%8c%e9%9d%a2%e7%a7%91%e5%ad%a6%e7%a0%94%e7%a9%b6%e9%83%a8%e9%96%80-2/
・ジャパン・コスメティックセンター(JCC)
http://www.jcc-k.com/frmDefault.aspx
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