< 講座概要 >
最近、食事中に「むせる」「のどに食べものが引っかかる」「飲み込んだ後に声がゴロゴロする」等、ご自身やご家族で気になることはありませんか?
「嚥下(えんげ)」とは、聞き慣れない難しい言葉ですが、その語源をたどると、「ツバメ(燕)」の文字に由来します。子供のヒナが大きく口を開けて親から餌をもらい、ゴクンと餌を飲み下す様子から作られた字です。口へんに燕と書いて「飲み込む」という意味の言葉になりました。難しい漢字を含んだ言葉ですが、「嚥下障害(えんげしょうがい)」とは、食物を認識して噛み砕いて、お口の中で送り込んで、ゴクンと飲み込んで胃に送り込む過程のどこかに問題が起こることをいいます。
本講座では、嚥下障害を引き起こす様々な原因、嚥下障害をより早期に発見できるポイント、そして嚥下障害を少しでも予防できるよう、ご家庭でも楽しく行える簡単なリハビリテーションの内容や、嚥下障害を予防するための食べ方の工夫についてお伝えをしたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
口から食べることは、人間が生きる上で、水分や栄養を摂るために欠かせない機能だけではなく、何よりも人生の楽しみや喜びにつながります。人生100年時代、本講座を通していつまでも食べる喜びを感じることができるようお役に立てたら幸いです。
|