< 講座概要 >
【講座計画】
第1回:「描かれたもの」と「描かれなかったもの」
第2回:キリスト教世界の食
第3回:市民社会における食
【講座内容】
人は造形芸術においても「食」を描いてきました。
ここで「食」とは、食事、食卓、食材、食物など多様な意味を含んでいます。
では、なぜ、「食」を描いたのでしょうか?例えば、食卓や食材をテーマとした「静物画」は長いこと西洋美術には登場しませんでした(その理由は、講座の中で!)。しかし、ある時を境に、ある地域で、怒涛の如くこのテーマが描かれるようになりました。当然、それには、「訳」があったのです(これもまた、講座の中で!)。
本講では、なぜ、どのような理由で、どのような背景があって、「食」が描かれ、またその描かれた「食」にどのような意味が込められているのかを紐解きます。
各回はそれぞれ、大まかに、古代・中世・近代以降に相当します。また、取り扱う対象は、西洋美術を中心としますが、それには限られません。
< 受講生へのメッセージ >
美味しそうな「食」の描写を鑑賞しながら、その背景や意味をごいっしょに考えてみませんか。
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