< 講座概要 >
絵本でまなぶ、ゼロからのハングルと朝鮮・韓国の文化講座です。ハングルは全く読めないという方も、朝鮮・韓国語学習歴のある方も、一緒に楽しめます。
子どもたちが絵本の読み聞かせを糧として、その国の言葉と文化を身に付けるように、私たち大人も、隣国の精神文化の深い部分を絵本の世界に入り込んで遊ぶように学んでみたいと思います。
ネイティブによる読み聞かせを聞きながら、動画となった絵本をとおして、ハングルと友達になります。
韓紙工芸を体験しながら、朝鮮の伝統文化を楽しみます。
韓国の詩人・児童文学者の人と暮らしを垣間見ながら、精神文化の根っこを探ります。
最後は、受講生によるフリートークで<私の韓国体験>を分かち合います。聞き役に徹してもかまいません。疑問・質問・討論なんでもありです。
【1回目】―ネイティブによる原語の読み聞かせを聞きながら、動画で見る『トッケビとどんぐりムク』(講師翻訳による邦訳版は福音館書店から出版されています。教科書として配布します(すでにお持ちの方は他の絵本と交換いたします。))
【2回目】―韓紙工芸体験と世界遺産・安東河回マウルに見る朝鮮の伝統家屋と伝統文化。朝鮮・韓国の昔話の世界(韓紙工芸作品作りを体験します。材料・道具はこちらで準備いたします。)
【3回目】―韓国の作家とその暮らし・人柄(権正生/イ・サンギョ/イ・チュニ)
【4回目】—ネイティブによる原語の読み聞かせと動画で見る朝鮮・韓国の昔話。そして座談会と分かち合い。
< 受講生へのメッセージ >
私が初めて<韓国>に出会ったのは1988年、ソウルオリンピックの年です。ハングル文字を見たのも、韓国語の響きを聞いたのもこの時が初めてでした。そしてこの年、韓国人作家による初めての現代韓国絵本が誕生しました。それから35年。いまや世界で最も注目される韓国の絵本を通して隣国の歴史と文化に親しみたいと思います。
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