絵本と韓紙工芸で学ぶハングルと朝鮮・韓国の文化
〜教養としての朝鮮・韓国。遊ぶように始めます〜

講座番号: 04-57

< 講座概要 >
 絵本でまなぶ、ゼロからのハングルと朝鮮・韓国の文化講座です。ハングルは全く読めないという方も、朝鮮・韓国語学習歴のある方も、一緒に楽しめます。  子どもたちが絵本の読み聞かせを糧として、その国の言葉と文化を身に付けるように、私たち大人も、隣国の精神文化の深い部分を絵本の世界に入り込んで遊ぶように学んでみたいと思います。  ネイティブによる読み聞かせを聞きながら、動画となった絵本をとおして、ハングルと友達になります。  韓紙工芸を体験しながら、朝鮮の伝統文化を楽しみます。  韓国の詩人・児童文学者の人と暮らしを垣間見ながら、精神文化の根っこを探ります。  最後は、受講生によるフリートークで<私の韓国体験>を分かち合います。聞き役に徹してもかまいません。疑問・質問・討論なんでもありです。 【1回目】―ネイティブによる原語の読み聞かせを聞きながら、動画で見る『トッケビとどんぐりムク』(講師翻訳による邦訳版は福音館書店から出版されています。教科書として配布します(すでにお持ちの方は他の絵本と交換いたします。)) 【2回目】―韓紙工芸体験と世界遺産・安東河回マウルに見る朝鮮の伝統家屋と伝統文化。朝鮮・韓国の昔話の世界(韓紙工芸作品作りを体験します。材料・道具はこちらで準備いたします。) 【3回目】―韓国の作家とその暮らし・人柄(権正生/イ・サンギョ/イ・チュニ) 【4回目】—ネイティブによる原語の読み聞かせと動画で見る朝鮮・韓国の昔話。そして座談会と分かち合い。
< 受講生へのメッセージ >
 私が初めて<韓国>に出会ったのは1988年、ソウルオリンピックの年です。ハングル文字を見たのも、韓国語の響きを聞いたのもこの時が初めてでした。そしてこの年、韓国人作家による初めての現代韓国絵本が誕生しました。それから35年。いまや世界で最も注目される韓国の絵本を通して隣国の歴史と文化に親しみたいと思います。
分野文化
期間2024/04/19(金)〜2024/06/07(金)
曜日・時間金曜日 10:20〜11:50
回数4回
講座提供機関東京純心大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ教材費:1,500円(絵本・韓紙工芸材料費)
備考受付終了
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/04/19(金) 10:20〜11:50
2024/05/10(金) 10:20〜11:50
2024/05/24(金) 10:20〜11:50
2024/06/07(金) 10:20〜11:50

【講師紹介】
大竹 聖美
現代文化学部 こども文化学科 教授 韓国児童文学翻訳・研究。白百合女子大学大学院文学部児童文学専攻修士課程修了後、日韓文化交流基金訪韓研究員、大韓民国政府招聘留学生としてソウル・延世大学校大学院教育学部博士課程にて博士(教育学)学位取得。アジア児童文学日本センター理事、韓国児童文学学会国際理事、韓国児童青少年文学学会国際理事、日本ペンクラブ・日本文藝家協会会員。優れた韓国の絵本の翻訳・講演等多数。 (単著)『植民地朝鮮と児童文化』(社会評論社)/(共著)『絵本の絵を読む』(ミネルヴァ書房)、『絵本をひらく』(人文書院)、『10歳の質問箱』(小学館)、『いま、この研究がおもしろい』(岩波ジュニア新書)など。/(翻訳)『チェクポ』『トッケビとどんぐりムク』(ともに福音館書店)、『とらとほしがき』『ぼくって、ステキ?』(ともに光村教育図書)、『非武装地帯に春がくると』(童心社)、『わたしたちのケーキのわけかた』(偕成社)など。
料金区分受講料
一般 3,500円
学生 1,700円