スマホ利用に必須の著作権法
〜ユーチューバにも必要な知識を整理しよう〜

講座番号: 06-10

< 講座概要 >
スマホを利用して、Youtube、FacebookやTwitter等を用いて写真や情報を拡散することがあると思います。コロナ禍のためソーシャルディスタンスが求められる昨今、実際に集まるのを避け、Zoom等のツールをつかって、子供会のイベントをオンラインで行うこともあるでしょう。子供会イベントの、舞台に立つ我が子が炭治郎の扮装で活躍する様子の映像を、インスタ・アカウントに投稿する、そのようなときに、漫画家ないし出版社の許諾を得なければならない場合があると知っていましたか? 実際、2020年4月、絵本出版各社は、絵本の読み聞かせ動画を、許諾無くYoutube等に投稿する行為に警鐘をならしています。今回の講座で、自分からブログ、SNS等を用いて情報発信する際に注意すべき法律知識を整理し、思わぬトラブルに巻き込まれないようにするコツを伝授します。著作権法を体系的に学ぶというよりは、やってよいことダメなことを整理する講座です。昨年好評でしたので、回数を増やしました。 *初心者から中級むき 第1回 「ネット配信を行う前に」 ~著作権法のルールの全体像を知る 第2回 「ネット配信を行う前に」 ~パブリシティ権・肖像権のルールの全体を知る 第3回 「撮影した写真に写り込むものをどう扱うか」 第4回 「他人のライブイベント動画の撮影時に、何を気にすべきか」 第5回 「音楽教室最高裁判決について &著作権法質問箱」
< 受講生へのメッセージ >
ネットと無縁では難しい日常生活のなかで、みなさんが知っているべき著作権法とその周辺のルールを、具体例を用いながら、やさしく説明します。ふだんは、著作権侵害など意識しないでしょうが、団地の集会所でのカラオケ教室にJASRAC(日本音楽著作権協会、作曲者にかわって権利を行使する管理団体)は、著作物利用契約の締結を求めて、数多くの調停や裁判を提起しています。今後、権利者の徴収活動は強化されることが予想されることから、正確な知識を知っておくことが大切と思います。入門書やウエッブサイトには記載のない事例についても説明したいと思っていますので、具体的な疑問をお持ちください。教室でご説明したいと思います。
分野法律
期間2023/06/08(木)〜2023/07/27(木)
曜日・時間木曜日 18:00〜19:30
回数5回
講座提供機関中央大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考受付終了 6/22→6/8と日程が変更になっております。ご注意ください。
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2023/06/08(木) 18:00〜19:30 6/22より日程変更
2023/06/29(木) 18:00〜19:30
2023/07/06(木) 18:00〜19:30
2023/07/13(木) 18:00〜19:30
2023/07/27(木) 18:00〜19:30

【講師紹介】
佐藤 恵太
法務研究科 教授 東京都出身。現職は、中央大学法科大学院教授、桜美林大学と和光大学の非常勤講師。日本工業所有権法学会理事、日本国際著作権法学会理事(研究会担当)、著作権法学会理事。 マックスプランク知的財産法研究所(ミュンヘン)とジョージワシントン大学にて在外研究。アメリカン大学非常勤教授、チュレーン大学客員教授、ベトナム国家大学客員教授、弁理士試験委員等を歴任。旧通産省にて、平成11年意匠法改正作業に参画。 著書:佐藤恵太ほか編著『ケースブック知的財産法』、佐藤ほか編著『ドメインネーム紛争』など。
料金区分受講料
一般 4,000円
学生 2,000円