視聴者はなぜワイドショーを見るのか

講座番号: 05-03

< 講座概要 >
 テレビ放送のワイドショーや情報番組は増える一方です。ワイドショーは当初ニュースショーと呼ばれ、主婦を中心に、ニュースをわかりやすく伝える番組でした。日本のテレビで海外の模倣が多くみられますが、そのなかでニュースショーは、唯一といってよい日本のオリジナルといわれています。  当初は教養的であったニュースショーは、ワイドショーと名を変え、徐々にスキャンダリズムなどに偏っていきました。多くの批判を浴びながら、ワイドショーや情報番組は、なぜこれほどまでに放送されているのでしょうか。
< 受講生へのメッセージ >
 「マスゴミ」という言葉に代表されるように、現在のテレビの在り方に疑問を持っておられる方も少なくないと思います。  私は現在、大学で教鞭をとる研究者ですが、以前は民間のテレビ局で番組を作っていました。その経験を交えつつ、現在のテレビについて共に考えましょう。
分野コミュニケーション
期間2023/05/09(火)
曜日・時間火曜日 13:30〜15:00
回数1回
講座提供機関帝京大学
会場学園都市センター
残席状況
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備考受付終了
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2023/05/09(火) 13:30〜15:00

【講師紹介】
木下 浩一
文学部・社会学科 講師 1967年、兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(教育学)。現在、帝京大学文学部社会学科講師。専門は、メディア史・歴史社会学・ジャーナリズム論。 1990〜2012年、朝日放送(株)番組プロデューサー・ディレクター、映像エンジニア。「アタック25」チーフ・ディレクター。 『テレビから学んだ時代:商業教育局のクイズ・洋画・ニュースショー』世界思想社、2021年
料金区分受講料
一般 1,000円
学生 500円