武装ジェンダー革命論
〜イスラーム社会からSDGsを考える〜

講座番号: 09-33

< 講座概要 >
 2012年7月から、内戦下のシリア北部、クルド系住民が多数を占める地域で成立した、住民たちの自治政府は、男女二重代表制、女性軍、女性警察をもち、男尊女卑的な伝統文化の根強いこの地域のイスラーム社会の男女関係を根本的に変えた「武装ジェンダー革命」として、世界の注目を集めています。  この革命の内容、歴史的経緯からみた革命の原因、そしてその世界史的意義について、国連総会に集まった世界の国家元首が全員一致で決めたSDGs(持続可能な開発目標)達成の観点から、考えていきます。  3回の授業のテーマは以下のようになります。    第1回 武装ジェンダー革命としてのロジャヴァ革命  第2回 革命の中心的担い手としてのジェンダー難民  第3回 SDGsが求めるジェンダー革命
< 受講生へのメッセージ >
 必要な資料などは提供しますが、講師からのお話は、最小限にとどめて、受講生全員で議論し、意見の違いを尊重しながら、世界の現状について理解を深めていける時間にしたいと思います。
分野歴史
期間2022/09/27(火)〜2022/10/25(火)
曜日・時間火曜日 18:30〜20:00
回数3回
講座提供機関法政大学
会場学園都市センター
残席状況
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備考受付終了
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2022/09/27(火) 18:30〜20:00
2022/10/11(火) 18:30〜20:00
2022/10/25(火) 18:30〜20:00

【講師紹介】
岡野内 正
社会学部 社会政策科学科 教授 パレスチナ、クルドなど中東の人権問題に関するフィールドワークを柱の一つとして、危なっかしい人類社会の仕組みを変える道を探っています。 著書:最近のものは、岡野内正著『グローバル・ベーシック・インカム構想の射程―批判開発学/SDGsとの対話』法律文化社、2021年、共著『日本の国際協力 中東・アフリカ編』ミネルヴァ書房、2021年など。
料金区分受講料
一般 2,500円
学生 1,200円