< 講座概要 >
外交官としての体験をベースに、日本との対比を念頭に置きつつ、学術書とは一味違う「上野風西欧文明論」を提示する。主要点は次の通りです。
T.イントロダクション
U.西欧モダニズム概観
V.西欧における「文明の断層」
W.西欧の普遍主義
X.まとめ
< 受講生へのメッセージ >
西欧や米国では、新旧文明間の衝突が絶えない。キーワードは「啓蒙思想」だ。この思想は、単なる思想ではなく、ほとんど「宗教」(神なき宗教)と言うべきものである。この思想と伝統主義の宗教との間では摩擦(衝突)が絶えない。今期は、この摩擦を通して現代西欧文明に迫る。
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