貯水灌漑システムからみるスリランカの歴史
〜古代灌漑文明の発展と衰退について〜

講座番号: 02-06

< 講座概要 >
【授業内容】  前5世紀頃から12世紀にかけてスリランカで発展した高度な貯水灌漑システムは、近年では、貯水池の水の浄化作用や多様な生物の住処としての機能などが注目され、持続可能な灌漑として再評価されつつあります。  本講座では、スリランカの歴史についてその概要を押さえながら、この貯水灌漑システムの特徴とその歴史を探ります。「過去」の話だけではなく、現地調査の体験談も交えた「今」のスリランカについてもお話ししたいと思います。  【授業計画】  第1回 スリランカの歴史T  第2回 スリランカの歴史U  第3回 貯水灌漑システムの歴史 【テキスト】  授業時にプリントを配布します。 【参考文献】  授業時に適宜ご紹介します。
< 受講生へのメッセージ >
 みなさんは、「スリランカ」と聞いて何を連想しますか?スパイスの効いたカレーですか?それとも、かぐわしい香りのセイロンティーですか?近年、海外旅行先として注目を集めつつあるスリランカですが、世界に類を見ないほどに古代から貯水・灌漑が高度に発達していたことは、あまり知られていません。本講座では、現地調査での体験談も踏まえながら、その歴史に迫りたいと思います。スリランカにご興味のある方、ご旅行を考えている方、ぜひご参加ください!
分野歴史
期間2021/02/20(土)〜2021/03/06(土)
曜日・時間土曜日 15:20〜16:50
回数3回
講座提供機関東京工業高等専門学校
会場第3・4セミナー室
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2021/02/20(土) 15:20〜16:50
2021/02/27(土) 15:20〜16:50
2021/03/06(土) 15:20〜16:50

【講師紹介】
鈴木 慎也
一般教育科 准教授 1983年福島市生まれ。千葉大学大学院人文社会科学研究科文化科学研究専攻博士後期課程単位取得満期退学。在学中からトルコでの発掘調査に参加し、近年はスリランカにおける古代貯水灌漑施設を対象としたフィールドワークに取り組む。現在、東京工業高等専門学校一般教育科准教授。
料金区分受講料
一般 2,500円
学生 1,200円