続・〈文章〉の言語学
〜良文・悪文・揺れる文〜

講座番号: 03-01

< 講座概要 >
〈天は文の上に文をつくらず、文の下に文をつくらず〉  文章は、ことば(語)を紡いで創られますが、その出来栄えはときに評価が分かれることがあります。「ぐっとくる文章」「きらりと光る文章」もあれば、何の変哲もない「ごく平凡な文章」もありますし、場合によっては「悪文」と不名誉なレッテルを貼られてしまう文章もあります。  良文と悪文。分かるようで分からない、知っているようで知らない、そんな身近な〈文章〉について、あれこれ言語学的に探究します。  最終的には、〈捉え方〉が大事なのであり、本質的な「良文」とか「悪文」は希少であることを感じていただく予定です。使用する題材は、2018年度の講座とは重ならないように、新しい文章を取り上げます。
< 受講生へのメッセージ >
2018年度に開講した「〈文章〉の言語学〜良文・悪文・文章の作法〜」の続編です。継続受講の方も、新規受講の方も、いずれも歓迎します。 良文と悪文を考えるとき、「正しい」とか「間違い」とは次元が異なる「何か」があるように思われます。私たちのことばに潜む、「何か」の正体に少しでも迫っていけたらと思っています。感覚を研ぎ澄まし、ことばに果敢に挑む勇気をもってご参加いただけましたら幸いです。
分野言語
期間2020/03/09(月)〜2020/03/23(月)
曜日・時間月曜日 18:30〜20:00
回数3回
講座提供機関杏林大学
会場第2セミナー室
残席状況
お知らせ
備考中止 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため。
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2020/03/09(月) 18:30〜20:00
2020/03/16(月) 18:30〜20:00
2020/03/23(月) 18:30〜20:00

【講師紹介】
八木橋 宏勇
外国語学部 英語学科 教授 慶應義塾大学文学部卒、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、杏林大学外国語学部教授。 主な著訳書は『聖書と比喩』『聖書起源のイディオム42章』『世界の英語と社会言語学』(以上、慶應義塾大学出版会)、『プログレッシブ英和中辞典第5版』(小学館)、『最新英語学・言語学用語辞典』『言語は本能か―現代言語学の通説を検証する―』『認知言語学の未来に向けて』(開拓社)、『認知言語学大辞典』『実例で学ぶ英語学入門―異文化コミュニケーションのための日英対照研究―』(朝倉書店)など。
及川 勉
山野美容芸術短期大学 非常勤講師
料金区分受講料
一般 2,500円
学生 1,200円