東アジアの「共生」を考える
〜「東アジア共同体論」を超えて〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
世界はいま、グローバリズムの浸透とともに、ますます「分断」の度を強めています。英国はEU離脱を決め、米国も次々と国際枠組みからの脱退を宣言しています。移民・難民の排斥を掲げるポピュリズムも欧米社会で頭をもたげています。 東アジアでも、歴史的会談(南北、米朝首脳会談)を通じ新たな秩序の形成へと動き出すかに見えましたが、大国化する中国を前に「米中貿易戦争」が顕在化、米朝の非核化交渉も停滞したまま、日韓にも亀裂が生じています。 はたして東アジアに、人々が「共生」する秩序を構築できるのか?私たちは一度、世界の見方を根本から見直すべき必要に迫られているのかもしれません。本講座では、足元の現実から「共生」の課題を検討するとともに、「共生の東アジア」のための新しい「器」を構想してみたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
“グローバルを考え、ローカルに行動(構想)すると同時に、ローカルを考え、グローバルに行動(構想)しましょう” ともに学び合えることを楽しみにしております。
分野政治
期間2019/07/27(土)
曜日・時間土曜日 13:30〜15:00
回数1回
講座提供機関創価大学
会場第1セミナー室
残席状況
お知らせ
備考
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2019/07/27(土) 13:30〜15:00

【講師紹介】
中山 賢司
法学部・法律学科 准教授 早稲田大学大学院博士後期課程修了、博士(学術)。衆議院事務局参事、早稲田大学助手、法政大学兼任講師などを経て、現職。専門は、国際関係論。主な著書に、The New International Relations of Sub-Regionalism: Asia and Europe (Routlege 近刊)、『東北アジア・サブリージョンにおける内発的越境ガバナンス』(早稲田大学出版部)など。
料金区分受講料
一般 0円