これならわかる国際経営入門 V
〜国際経営でビジネスの最前線を知ろう〜

講座番号: 12-02

< 講座概要 >
【講義概要】 国際経営を知ることは、現在の日本の産業のグローバルな立ち位置を知ることばかりでなく、未来の日本の産業の潮流を知ることもできます。日本の産業は、2010年に入って、大きな課題を突き付けられています。ハードとソフトの融合である、IOTに基づいた無人自動車、無人販売店、銀行・証券会社を介さないフィンテック、ビットコインと10年前には考えられなかった企業が続々と生まれ始めています。現在の戦略行動は、5年後には、完全に陳腐化してしまうかも知れません。今回は、M&A(企業買収)、国際研究開発、国際法務に目を向けていきたいと思っております。 【講義詳細】 第一講 企業買収 1980年代まで日本企業にとって、M&A(企業買収)は経営戦略の視点に入ってこなかった。しかし、1990年代初頭に始まるバブル経済の崩壊や企業間の企業間競争で、2010年代には、M&Aは、戦略の要であり、その買収額も兆単位であることも珍しくなくなった。もはや、すべての日本企業がM&Aにさらされていると言っても過言ではない。ここでは、買収戦略と買収プロセスの外観を理解していきたい。SoftBankや東芝といった成功例・失敗例も取り上げる。 第二講 R&D(研究開発)  研究開発費は、企業の長期的展望を可能にする投資である。投資家は、この国際研究開発が有効に行われているかに注目する。政府も肩入れする研究開発の現状を分析していく。 第三講  国際的事業展開とは、日本と法律体系の違う主権国家にある企業との取引である。特に、直接投資をした企業は、進出国の法律を遵守することがビジネスの基本ルールである。ここでは、国際ビジネス業務に関連したケーススタディを伴った法律の外観を理解していく。
< 受講生へのメッセージ >
現在、日本の産業は、たとえ大企業でも、安閑としている時代ではなくなってきました。10年先は全くみえないビジネス環境にあります。国際経営の視点で、新しいビジネス・モデルのヒントを考えていきましょう。
分野経営
期間2018/12/10(月)〜2019/01/07(月)
曜日・時間月曜日 18:30〜20:00
回数0回
講座提供機関多摩大学
会場第2セミナー室
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2018/12/10(月) 18:30〜20:00
2018/12/17(月) 18:30〜20:00
2019/01/07(月) 18:30〜20:00

【講師紹介】
飯田 健雄
名誉教授 明治大学商学部、明治大学大学院政治経済研究科を経て、オーストラリア、ラトルーブ大学大学院社会学博士課程卒(Ph.D.) 多摩大学教授、明治大学国際日本学部兼任講師。専門は国際経営論 ビジネス英語。現在は、英語個人塾タンデム主宰。朝起きるとBBC, CNNの英語放送を視聴し、昼は外書購読、夜は社会人英語講座や全国レベルで英語が苦手な中高生にオンライン個別英語指導しています。脳トレは約10年間、地方公共団体・大学でワークショップを開催してきました。 「脳トレにおける第二言語使用と身体運動の効果試論―デュアル・タスクにおける英語発話と身体運動」多摩大学紀要 No.24 2020年
料金区分受講料
一般 2円
学割 2円