< 講座概要 >
この講義では、高齢者福祉分野に焦点をあて、今後、高齢者福祉の担い手として期待されている多様な部門の可能性を過去の先進的な実践事例を用いながら探るとともに、高齢者福祉への影響についても考えていきたいと思います。
また、身近な問題である介護費用負担について、現在の施策の傾向から将来の方向性を探っていき、これからの生活で留意しておく点を考えていく機会になればと思っています。
おおまかな講義内容はつぎのとおりです。
第1回「多様な担い手への期待と高齢者福祉」では、主に地方自治体行政、社会福祉法人、NPO法人、民間企業の現状と課題、今後の方向性などについて、過去の実践事例を用いながら講義します。
第2回「知っておきたい介護費用負担の傾向」では、高齢化や世帯の現状とこれから、介護保険制度の現状(介護保険利用者数の推移、介護保険財政の推移、介護保険料の推移、自己負担率の推移、サービス利用に伴う新たな負担)とこれからについて講義します。特にこの講義では、将来的な介護費用の傾向について言及していきたいと考えています。
< 受講生へのメッセージ >
第1回講義と第2回講義では、講義内容が大筋では異なりますが、連続して受講された方がこれからの高齢者福祉を考える上で参考になるかと思います。
お気軽にご参加ください。
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