ドイツ近・現代史三人衆
〜ドイツを創った男、壊した男、作り直した男〜

講座番号: 09-34

< 講座概要 >
 ながらく地理的概念に過ぎなかったドイツを一つの帝国にまとめあげた宰相ビスマルク  第一次世界大戦で崩れてしまったビスマルクの遺産を強引に復活させようと試みて挫折した総統ヒトラー  ナチが破壊しつくした祖国を再建して国際社会に復帰させ再び欧州の指導的国家に作りあげた西独初代首相アデナウアー  第二次大戦後最大の成功といわれた欧州統合事業に近年大きな蔭がさしており、危機克服の鍵はドイツが握っているといわれる。十九世紀後半からの百五十年のあいだにドイツの采配をふるってきた三人の政治家の出自、性格そして政策を学ぶことを通じて、この国の独特の姿をあらためて明らかにする。
< 受講生へのメッセージ >
教科書が描く歴史は退屈そのものだ。歴史を面白く学ぶには善悪両様の英雄を突破口にするに限る。ドイツ近・現代史三人男と取り組みながら同時代の日本の政治家たちにも思いを馳せたい。
分野歴史
期間2018/09/19(水)〜2018/10/03(水)
曜日・時間水曜日 19:00〜20:30
回数3回
講座提供機関中央大学
会場第3・4セミナー室
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講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2018/09/19(水) 19:00〜20:30
2018/09/26(水) 19:00〜20:30
2018/10/03(水) 19:00〜20:30

【講師紹介】
K川 剛
総合政策学部 元教授 東京大学・ハンブルグ大学で学んだのち外務省入省。西欧第一課長、在デユッセルドルフ総領事、JICA理事、在オーストリア大使を経て退官後中央大学総合政策学部教授(国際政治学)。元日独協会理事。訳書に「政治家とヒトラー」「人間とヒトラー」など。
料金区分受講料
一般 2,500円
学割 1,200円