< 講座概要 >
世界はいま、グローバリズムの浸透とともに、ますます分断の度を強めています。英国はEU離脱を決め、米国も次々と国際枠組み(TPP、パリ協定など)からの脱退を宣言しています。東アジアでも、瀬戸際外交を繰り返す北朝鮮のほか、大国化をめざす中国も新たな秩序形成に野心を見せつつあります。「分離と分散の力学」が東アジアの分断線に亀裂をもたらしているといえるでしょう。
このような中で、「共生の東アジア」を遠望することは可能なのでしょうか。私たちは一度、世界の見方を根本から見直すべき必要に迫られているのかもしれません。本講座では、足元(ローカル)の現実から「共生」の課題を検討するとともに、「共生の東アジア」のための新しい「器」を構想してみたいと思います。
< 受講生へのメッセージ >
グローバルを考え、ローカルに行動(構想)する。ローカルを考え、グローバルに行動(構想)する。
ともに学び合えることを楽しみにしております。
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