< 講座概要 >
アートは時と所を超え、わたし達をかなたへと誘います。今回ご案内いたしますのは16〜18世紀のスペインです。パイプオルガンというとまずバッハ、そしてドイツの音楽が思い浮かぶかもしれません。しかし、スペインにも素敵な、そして情熱的なオルガン音楽がたくさん残されています。
今回はスペインの美術の数々をご紹介しながら、同時代に生まれたオルガン音楽をお聴きいただきます。目と耳で味わうスペインへの旅。皆さまのご参加をお待ちいたしております。
< 受講生へのメッセージ >
スペインのオルガン音楽は、日本ではあまり知られていませんが、ドイツともイタリアとも違う独特の響きの世界があります。哀愁を帯びた旋律、豪快な心踊るリズム…。それらはスペインの歴史や文化、土地柄によって生み出されてきたものでしょう。どうぞ同時代のスペイン絵画とともに味わってみてください。
今回は演奏の合間に、田尻教授(美学)によるスペインの歴史や文化、そして美術の解説を織り込みながら、プログラムを進めていきます。どうぞご期待ください。
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