< 講座概要 >
わが国ではこれまでの社会福祉政策により、高齢者分野を始めとした各種福祉サービスの充実が図られている状況にある。しかし、今後、ますます進展していく高齢社会を考えるとき、国や地方自治体による社会福祉政策だけでは十分とは言えない。地域で派生している福祉課題(生活課題)を解決するためには、地域で生活している市民や活動している非営利団体、さらには、地域で営利活動している民間企業等、さまざまな人や組織が協働して対応していく必要がある。
そこで講義では、地域福祉に関わる各種内容(過去の先進的実践事例の提示を含む)について示した上で、主に地域福祉を支えるさまざまな組織の機能を提示するとともに、それら組織の課題や可能性について言及する。なお本講義では、受講者自身にも考えてもらうため、グループ討議も設定している。また、具体的な講義内容については、つぎに示したポイントに基づき展開していきたい。
1.地域福祉推進の背景
2.地域社会の特性
3.地域福祉の概念
4.地域福祉の理念
5.今日までの地域福祉の展開(日本、イギリス)
6.地域福祉を支える組織
【駐車場】科目等履修生はご相談ください。
< 受講生へのメッセージ >
本講座は、講義だけでなくグループ討議も設定しているため、受講者の積極的な参加を望みます。
また、本講座は大学の正規科目であるため、テキストを購入していただくことになります(詳細は第1回目のオリエンテーションで連絡します)。
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