< 講座概要 >
ミクロ経済学をベースとした環境経済学を学びます。具体的には廃棄物と地球温暖化問題を取り上げ,経済理論をもとにした環境政策がどのように使われているのかを見ていきます。また,わが国の廃棄物政策の底辺にある循環型社会について考えながら,経済効率性と環境効率性という基準で立体的に理解を深めたい。
・毎回の授業は予習を前提としておこなわれます(配付資料を事前に読んできてもらいます)
・ときどき2,3人のグループをつくってグループ学習をおこないます。
・5回程度、配付する資料を読み込んできた上で、グループディスカッションをおこないます。
・環境問題に関連する映像資料を5回ほど視聴します。たとえば胎児性水俣病を発見し、患者に50年寄り添い続けた熊本大学の原田正純さんのドキュメンタリーや、足尾鉱毒事件で谷中村の住民と一緒に抗議行動をおこした田中正造のドキュメンタリー映画など。
< 受講生へのメッセージ >
わたしは環境経済学が専門です。家庭ごみの有料化政策の効果について研究しています。ごみの有料化を導入するとどの程度ごみが減るのか、リサイクルが増えるのか、など。それを統計学の分析手法を用いて計測します。
科目等履修の出願期間は、8月6日(月)〜8月10日(金)となります。
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