あっ!その手があったか「ものづくり」
〜生物を真似る、生物を活かす〜

講座番号: 公開講座

< 講座概要 >
新幹線のドアは軽くて強いですね。これはハチの巣の構造を真似た科学技術です。皆さんの嫌いな蚊ですが、何故あんな細い針から血液を吸えるのでしょうか?その秘密を解き明かすと、脳梗塞の新薬が作れるかもしれません。タマムシは色素を持たずあの色を出してます。このメカニズムを応用すれば塗料の要らないカラフルな金属が出来ます。しかも変色することがありません。 日本は扶桑の国と言われています。日本の養蚕研究は世界一です。改めてシルクを何故生き物は作るのか?その謎を解き明かして新しい化粧品等が出来ています。ここではこうした何気ない生き物や自然の機能性を解明して、新しいものづくりへのお話をしようと思います。 こうした科学技術を用いて、持続社会、SDGsへの貢献をしなければなりません。
< 受講生へのメッセージ >
普段何気なく見ているものを、科学的に解き明かすと素晴らしいものづくりがみえてきます。正に「その手があったか!」なのです。そして、研究すればするほど自然や生き物の巧みさがどれほど無駄がなく素晴らしいものかが実感できます。 ここではこうした何気ない生き物や自然を再認識する時間としたいと思います。 次世代を担う若者の為にも、皆さんと未来ある明るい持続的社会はどうしたら創れるかを、一緒に考えてみませんか?
分野環境
期間2024/05/18(土)
曜日・時間土曜日 15:20〜16:50
回数1回
講座提供機関ヤマザキ動物看護大学
会場学園都市センター
残席状況
お知らせ
備考場所:第5セミナー室 定員32名(予定)
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/05/18(土) 15:20〜16:50

【講師紹介】
長島 孝行
動物看護学部 動物人間関係学科 教授 ヤマザキ動物看護大学動物人間関係学科教授 生物機能開発学研究室(前東京農業大学農学部教授) ニューシルクロードプロジェクト代表 農学博士 日本野蚕学会副会長、日本マイクロナノバブル学会理事、文化産業科学学会理事、富岡シルクブランド協議会顧問、オーガニックコスメ協会理事 『蚊が脳梗塞を治す! 昆虫能力の驚異』(講談社α新書)、 『千年持続社会-共生循環型文明社会の創造』(日本地域研究所)、『昆虫テクノロジー、産業利用への可能性』(シーエムシー出版)、 『地球とつながる暮らしのデザイン』(木楽舎)、『バイオテクノロジー概論』(朝倉書店)、 『柴犬のひみつ』(山と渓谷社)、 『現代農学概論』(朝倉書店)、 『デザイン農学概論』(朝倉書店)、 日本動物大百科(平凡社)他。
料金区分受講料
一般 0円