< 講座概要 >
新幹線のドアは軽くて強いですね。これはハチの巣の構造を真似た科学技術です。皆さんの嫌いな蚊ですが、何故あんな細い針から血液を吸えるのでしょうか?その秘密を解き明かすと、脳梗塞の新薬が作れるかもしれません。タマムシは色素を持たずあの色を出してます。このメカニズムを応用すれば塗料の要らないカラフルな金属が出来ます。しかも変色することがありません。
日本は扶桑の国と言われています。日本の養蚕研究は世界一です。改めてシルクを何故生き物は作るのか?その謎を解き明かして新しい化粧品等が出来ています。ここではこうした何気ない生き物や自然の機能性を解明して、新しいものづくりへのお話をしようと思います。
こうした科学技術を用いて、持続社会、SDGsへの貢献をしなければなりません。
< 受講生へのメッセージ >
普段何気なく見ているものを、科学的に解き明かすと素晴らしいものづくりがみえてきます。正に「その手があったか!」なのです。そして、研究すればするほど自然や生き物の巧みさがどれほど無駄がなく素晴らしいものかが実感できます。
ここではこうした何気ない生き物や自然を再認識する時間としたいと思います。
次世代を担う若者の為にも、皆さんと未来ある明るい持続的社会はどうしたら創れるかを、一緒に考えてみませんか?
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