< 講座概要 >
【授業方法】
各テーマについて講義を中心におこないます。いくつかのテーマにおいては、講義に先立って体験を尋ねたり、小調査を実施しながら進めます。
すべての課題提出はMoodleを利用します。ノートPC等、Moodleを利用できる環境を準備してくること。
【履修上の注意】
・履修希望者の人数によって受講制限をする場合がありますので、必ず履修希望調査に回答して下さい。
・講義の中で扱う各テーマについて能動的に学び、自分の考えを表明する姿勢を求めます。
【準備学習】
常日頃からニュース報道などに積極的に接し、今社会で何が問題となっているのかについて知識をもって臨んでください。
【成績評価方法・基準(科目等履修生のみ)】
提出課題(小テスト、ミニレポート、受講レポート)(40%)、期末試験(60%)によって評価します。100点満点中60点以上が単位認定条件です。
課題に対するフィードバックは講義内、またはMoodleを通じて行います。
【教科書】
指定しません
【参考書】
池田謙一ほか著,社会心理学 補訂版,有斐閣,2019
J. R. スミス & S. アレクサンダー著,樋口・藤島監訳,社会心理学再入門ーブレークスルーを生んだ12の研究,新曜社,2017
北村・浦ほか著,展望 現代の社会心理学1〜3,誠信書房,2010
【授業計画】
第1回:イントロダクションー社会心理学とは
第2回:自己
第3回:感情
第4回:態度と説得
第5回:対人関係
第6回:攻撃行動
第7回:リスク認知とコミュニケーション
第8回:ステレオタイプ
第9回: 集団間の関係
第10回:同調と逸脱
第11回:流言
第12回:世論
第13回:ソーシャルネットワーク
第14回:まとめ
< 受講生へのメッセージ >
人は、なぜか見栄を張ってしまったり、差別的な見方をしてしまったり、他の人たちの意見に流されてしまったりするものです。一方で、自らの危険を顧みずに誰かを助けたり、仲間と協力しあって物事を達成する喜びを味わいます。そうした私たちの日常的な行動や心の動きは、人がきわめて社会的な存在であることと深く関係しています。本講義では、社会心理学の諸理論や基礎的概念を習得することによって、社会の中で人間がどのような行動をとるのか、どのような心の動きが起こるのか、その背後にある法則性を理解することを目指します。
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