本講座では、江戸期の風景画、美人画、役者絵、戯画、武者絵の他に、通常の浮世絵展では紹介されない絵も鑑賞します。直に見る浮世絵の鮮やかさ、彫・摺の技術の素晴らしさ、デザインの面白さを間近で体感してください。
日本人の知らない浮世絵 −本物を見て学ぶ−(6回)
1,浮世絵版画のみどころT(様々な絵を鑑賞)
役者絵、美人画、武者絵、風景画、戯画などを鑑賞
2,浮世絵版画のみどころU(制作過程と彫・摺)
文字などの繊細な彫や紅花やつゆ草から採った染料による摺りで表現する立体感・質感
3,良い浮世絵とは?(何を評価するのか?)
初刷り、後刷り、名作、贋作
4,ヨーロッパ印象派と浮世絵(ゴッホやモネを中心に)
ゴッホの描いた花魁とは?
5,女性の着物とお化粧(江戸の粋を感じるデザインや化粧)
着物の様々なデザインやお化粧の道具について学ぶ
6,江戸時代の出版事情(蔦屋重三郎を例に)
出版の規制とそれを逃れるための裏技について