連絡先
上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

2125 2125 教会の歴史的展開と第二バチカン公会議

曜日・時間 指定金曜日 18:45〜20:15
開催日 10/13から
回数 10回
講師 岩島 忠彦
テキスト 『キリストの教会を問う』岩島忠彦著 サンパウロ ISBN-13: 978-4805620335 紀伊國屋書店上智大学店価格2,185円
備考 定員40名 受講申込締切10月27日(金)まで 受講中の方のキャンセル受付10月27日(金)まで ※本講座は講座変更できません。
スケジュール スケジュールはこちら
受講料(税込)申し込み
27,000円 受付期間外です。
2125 2125 教会の歴史的展開と第二バチカン公会議
【講師】 岩島 忠彦   上智大学名誉教授 専攻分野/組織神学 著  作/『キリストへの道』女子パウロ、『イエス・キリストの履歴』オリエンス宗教研究所、他多数 1943年生。1972〜82年、フランクフルト・ローマ・ミュンスターで神学研究、神学博士取得。1983〜2014年、上智大学神学部勤務(教義学)。現在、日本カトリック神学院講師(教会論担当)、四ッ谷聖イグナチオ教会にてミサ・信仰講座等担当。 教会はキリストをとおして父である神が与えてくださったものである。人間集団でもある教会は、各時代の制約の下に神の恵みの業を保ち伝えてきた。古代の教会も迫害時とキリスト教公認後で根本的に異なる。中世には封建主義的社会形態の中で教会は比較的安定した位置を占める。中世後期から近世にかけては封建主義の崩壊と市民階級台頭へと向かい、教会は種々の問題を抱える。この頃宗教改革が生じ、教会分裂という新しい現象が加わる。やがてカトリック教会は社会一般の動きとは離れた形で霊的閉鎖的教会を提示した。このような様々な歴史的経緯の中で、現代と教会との有機的繋がりを回復しようとしたのが、1962〜65年に開催された第二バチカン公会議である。この公会議は16に及ぶ重要な文書を成立させた。本稿は、教会が辿った歴史的経緯を順次吟味し、最後に教会の現代化と刷新の指針となった第二バチカン公会議を詳細に検討する。