【2025年度秋学期】
<講座内容>
⼈⼯知能(AI)は比較的新しい学問ですが、その活⽤領域は予測、意思決定、自動化、最適化など多岐に亘って急速に拡⼤しています。AIと人間にはそれぞれ得意分野があります。例えば、大規模なデータからインサイトを引き出す、あるいは大量の条件から最適解を求める、などはAIが得意です。一方で、様々なコンテキストを読み取る、あるいは一度経験すれば次に応用可能な多くの知識を学ぶことができる、などは人間は得意ですがAIは苦手です。これからの時代では、人工知能の得意・不得意を理解し、人間と人工知能の相乗効果を引き出すことが、社会課題やビジネス課題の解決に重要になります。この講座では、まず、人間が持つ能力(認識、予測・判断、生成、身体・運動、言語・知識)が、どのように人工知能で実現されているかを学びます。そして、それらの能力を使った課題解決の実例を通じて、⾃らの専⾨分野へのAIの応⽤基礎⼒を養います。
<開講のねらい>
AIの急速な発展により社会システムの在り方が大きく変わりつつあります。社会で人工知能が登場する場面が増えていく中、どのように人工知能を理解し、どのように付き合えば相乗効果を引き出せるでしょうか。
<関連キーワード>
「人工知能」、「AI」、「画像認識」、「生成AI」、「機械学習」、「深層学習」、「ロボティクス」、「自然言語処理」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッションは1回につき15分程度を予定しています。
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■深澤 佑介(上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム 准教授)全8回担当予定