【2025年度春学期】
グローバル化が進むなかで、私たちは、必然的に、言語や民族、文化、そして、政治経済的なシステムが異なる社会に暮らす人たちとの相互理解を求められる機会が増えてきているのは確かです。
本講義では、「グローバル化の進展」と「相互理解」をキーワードに、20世紀にグローバルなメディア・システムがどのような歴史的な経緯を経て生成・発展してきたかを踏まえつつ、近年のデジタル・メディアが普及・浸透するなかで、既存のメディア・システム、ジャーナリズムが直面するさまざまな問題や課題、また、国際的なコミュニケーションにおける社会・文化的な違いから派生する誤解(コミュニケーション・リスク)などについて、理論と現場の実例から検証します。また、グローバルなデジタル・メディアがシステム形成されつつあるなかで生じている課題と可能性について、日本からの国際発信や、西側先進諸国に拠点を置くメディア・コングロマリットの展開といった実例などを挙げながら、グローバル・メディアのありようについても分析・検証していきます。
その上で、現代のグローバル・メディア、グローバル・コミュニケーションに求められるリテラシーについて考えます。
講師には、国際的な報道現場で活躍してきたジャーナリストや、先進主要国のメディア戦略を研究してきたメディア研究者、実際にメディア・コンテンツのグローバル展開に携わってきたメディア事業経営者などに登壇いただき、理論的な視点と実務経験・実践的な視点を踏まえながら、講義を進める予定です。
<開講のねらい>
「グローバル化の進展」と「相互理解」をキーワードに、民族、宗教、文化、体制などの違いに私たちはどう向き合ってきたのかについて、メディア・コミュニケーションの理論と現場の実例から検証します。
<関連キーワード>
「グローバル化」、「相互理解」、「グローバル・コミュニケーション」、「メディア」、「ジャーナリズム」、「リテラシー」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :質疑の時間を含め毎回
ディスカッション 割合 :三分の一(30分)程度
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
予定講師陣
■音 好宏(上智大学教授) 第1回、第2回、第6回担当予定
■小此木 潔(上智大学メディアジャーナリズム研究所名誉所員・元朝日新聞経済部長) 第3回、第4回担当予定
■天城 靫彦(NPO法人TokyoDocs理事長・元国際メディア・コーポレーション副社長) 第5回担当予定