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【講師プロフィール】
斉 霞(サイ カ) 慶應義塾大学ほか非常勤講師
国籍 / 中国
専門分野 / 現代日本語学専攻
著作 / 『耳が喜ぶ中国語』(著)三修社 2010年、
『口が覚える中国語』(著)三修社 2009年、
『出張に役立つ中国語』(監修)アルク 2005年、
『老舎ユーモア詩文集』(監修)叢文社1999年、
『教科書漢語口語』(共編)南開大学出版社 1982年
メッセージ /
経済のめざましい発展にともない存在感がますます増してきた国−中国を、旅行で訪ねたい、旅先で中国人と中国語で会話したい、中国語を習って仕事に活かしたいなどと思っている人は多いはずです。あなたもその一員として加わりませんか。新しい世界が開けてくるのは請け合いです。中国語の共通語は「普通話」といい、中国全土の学校教育で使用されています。「普通話」を修得すれば中国のどこに行っても通じます。ぜひチャレンジしてみて下さい。
【学習内容】
このコースは、初級を終えた方もしくは同レベルで1000個前後の単語を習得された方を対象とします。授業に入る前にまず音声資料を用いて発音練習を各自行ってもらいます。授業ではさらに音読し、発音指導をします。本文の発音と意味を把握した上で、今まで習った文法事項にふれながら、応用練習をし、新しい文法事項や文型を同時に習得します。聞く力が身につくよう、授業では講師は中国語を使う場面も増やします。受講生が積極的に中国語を聞き、使うことができるよう、話す・聞く中心の授業を目指します。
【学習方法】
各自で音声資料を事前に聞き取り、予習しておきます。教室では教師について単語の練習をします。習った文型で作文をしたり、講師の言った文を日文中訳または中文日訳をしたりします。本文の内容に沿った質問や応用会話をし、日本のことを中国語で説明してもらう練習もします。教科書の練習問題はあらかじめやっておいて、授業 で発表してもらいます。
【学習形態】
主に講師が講義する形を取ります。説明は日本語で行います。また、会話練習は講師と一対一で行います。
【受講者に期待する達成レベル】
聞く力を身につけることと日常会話ができるようになること。たとえば比較表現や情景描写や受け身・使役表現などを応用して自分の意思や意見を表現でき、中国人とある程度コミュニケーションができること。450個ぐらいの単語を把握すること。中国語検定3級に相当するレベルに到達すること。