連絡先
上智大学 学事局 Sophia Future Design Platform推進室 (プロフェッショナル・スタディーズ事務局) 〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1 四谷キャンパス1号館1階 TEL:03(3238)3552 FAX:03(3238)4310 現在、お電話のお問い合わせは受け付けておりません。下記メールアドレス宛にご連絡ください。 web_kookai-co(アットマーク)sophia.ac.jp

0313 【終了】 Studying for the TOEFL(R) Test 上級

曜日・時間 指定金曜日 18:45〜20:15
開催日 2017/4/14〜
回数 13回
講師 篠田 愛理
テキスト 『Longman Preparation Course for the TOEFL iBT(3rd ed.)』Deborah Phillips, Pearson, 2015年 5,940円(税込み・紀伊国屋書店[上智]価格) ISBN:978-0-13-3248-12-8 *その他プリントを講師より配布(実費徴収、約90枚)する。
備考 *定員20名 *本講座の申込締切は、4/21(金)です。 *休講発生時の補講日は、7/21(金)の予定です。 *使用言語:英語
スケジュール スケジュールはこちら
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受講料(税込)申し込み
35,100円 受付期間外です。
0313 【終了】 Studying for the TOEFL(R) Test 上級
【講師プロフィール】 ・篠田 愛理(シノダ エリ)  上智大学非常勤講師 ・国籍 / 日本 ・出身校 / 上智大学国際部(現国際教養学部)理学士号、サイマル会議通訳(逐時、同時)教室終了1975年、上智大学大学院(言語学)文学修士号、米国ジョージタウン大学大学院(社会言語学)理学修士号、NGT TOEFLテスト教育者ワークショップ修了2004年 ・専門分野 / アカデミック英語 ・著作 / (1) 「理工学部におけるTOEFL iBT教育:Test of English as a Foreign Language: Internet-based Test」、上智大学理工学部現代GP第3回科学技術教育研修(グローバル社会における系統的科学英語教育)、PPT、2008年3月7日 (2) “Teaching of TOEFL to the Science and Engineering Students at Sophia University: ‘Type & Time Yourself’ in the TOEFL iBT Preparation Course: VIf1,” International Conference on English Needed by Scientists and Engineers in Today’s Global Society, Poster Session、2009年3月5、6日 ・メッセージ / クラスは総て英語で行うが、質問は日本語でも可。英語圏大学/大学院の多くがTOEFL iBT80点を最低基準と見なしている。毎回目標点数を確実に上げて行くのには受講生個人の熱意、緻密な計画と努力が必要だが、ある程度のコツと勘の修得も必須である。このコースを通じ、アカデミック英語を身につけることが最終目的。最後まで講師と頑張ってほしい。 *クラス初日までに教科書を入手し、概要を説明するIntroduction (pp. xiii-xx) とNote Taking (pp. xiii-xxv)を読んでおく。 *当日までに教科書が入手できなければ早めに出席、初日の範囲をコピーするなど工夫してほしい。 *その他プリントを講師より配布(実費徴収、約90枚)する。 *講座初日からの出席を強く希望する。 *公開学習センターの決まりでもあるが、講義の録音を許可しない。 【学習内容】 2013年4月の自民党教育再生実行本部の発表により、近い将来高校生、大学生、英語教師、国家公務員を含め、あらゆるレベルの日本人の英語運用能力を測る基準としてTOEFLが導入され、各段階で一定のスコアが要求されることになるだろう。上級レベルは、大学・大学院レベルの留学を目的にする大学生・院生、社会人、そして特に中・高の英語教師、大学英語講師に照準を合わせる。長年のTOEFL教授法の中から役立つと思われる「コツ、カンとツボ」を伝授しておきたい。二年生で交換留学に応募する上智大生には、二年生ではなく一年生の間に受講することを強く勧める。留学計画が現時点でない受講生も、クラスメートより高得点を先取りできるという意識を持って受講してほしい。なおTOEICと違い、TOEFL iBTは自習が非常に難しい試験である。TOEFLはアカデミック英語で「知の格闘技」をすることである、と考えること。 英語圏のアカデミック英語の標準がどのようなものかを理解するには、ETV(NHK Eテレ)でなるべく多くの「スーパー・プレゼンテーション、白熱教室」にいちはやく触れ、そのスピード、説得力、論理展開の手法にも充分に慣れておくなど、自助努力を今から始めてほしい。また、2014年春から英国留学申請にTOEFLスコアが提出できなくなったが、このクラスからは終了後にIELTSで十分に好成績を上げた受講生を複数出した。英語と米語での論理の展開の仕方について現時点でまだ知らないのであれば、TOEFLコースで英国留学の準備をすることも一つの選択肢として考えてほしい。従来の学校英語は、英語運用能力(読解力、聴解力、会話力、作文力)全般を総合的、公平に評価するiBTに太刀打ちできるアカデミック英語、それを自在に操る能力を身につけてくれてはいない。各人の現在の英語レベルから目指す(北米)大学・大学院が要求する最低スコア(殆どがiBT 61-93点相当、難関ロースクール・ビジネススクールなら100-110点)をクリアするために能率・効率の高い方法を模索し、具体的に援助する。慣れること、習うこと、覚えることが多いので、早口で講義する。英文法基礎(中学三年間の復習)をまず確実に固めて後、ようやく英語運用は可能となる。懇切丁寧に間違いを教師が指摘、訂正せずに、不十分な理解、不正確な発信でもどうにか通じれば良しとしてザッと流してしまう英語(会話)クラスでは運用能力は身につかず、iBT準備も不可能である。コース終了後丸一年、せめて半年をiBT受験準備に当てること。留学先で高レベルの講義を理解し、単位・学位を取得するために「英語圏で認められるアカデミック英語」で口頭発表をし、エッセイ・論文を書いて期限内に提出することは決して生易しいことではない。アカデミック英語と英語式ロジックを確実に身につけ、駆使できてこそ国際舞台で対等に扱われることを理解し、iBT受験後の人生設計を高所から見、逆算して大学・大学院受験、海外留学を計画し、早めに受験準備を始めてほしい。 【学習方法】 教科書の四分野の例題を、体系立てて体験する。苦手な分野がどれか自覚し、そのスキルを包括的、重点的に復習する。高レベル語彙・表現・関連概念も紹介する。それらを記憶に定着させ、自在に使いこなす方法も教授するので、ノートを几帳面に取る。ただし、日本人が陥りやすい「重箱の隅をつつく」ような文法分析は時間の無駄なので、練習問題を一冊分体験することにまず集中する。様々な速度と多様な発音に慣れ、理解が難しい質問形式もマスターする。大学・大学院生活で使用する口語表現、キャンパス用語、講義に特有なアカデミック表現に種々の専門分野での用法を通して慣れる。受験に近い条件で模擬テストを体験し、iBT受験の感覚を身につける。直後に答え合わせをし、間違いやすい点の解説をする。予習ではなく、復習に力を入れること。 【学習形態】 授業は総て英語で行うが、質問は日本語でもかまわない。一回1時間30分、計13回の講義というチャンスを生かし、模擬試験、演習、講義、質疑応答でだれないようにリズムをつける。英語圏の大学・大学院でのインタラクティブ(受け身でなく相互作用的)な教授法、学習形態に慣れる。 【受講者に期待する到達レベル】 四セクション各30点、120点満点のiBTに、レベル・分野を問わず受講生を短期間で間に合わせる。目標はiBT100点。iBT37点が現在まで報告された上昇最高点で、多数がiBT90点、幾人かが100点台をコース終了後に得点している。留学後は質疑応答、口頭発表、大量の資料リーディング、膨大な数のペーパー(数千から一万語以上を複数回、学位論文はまた別)に四苦八苦することになる。英語運用能力全般、受けた教育と人間性、教養の総てがライティングに如実に現れる。ライティングをまず「決める」ことで留学生としての面目を保ち、学位・資格取得を確実にしてほしい。