【2023年度秋学期】
日本文化の根元が伝統文化と外来文化との双方から養われているという特徴があり、特に近・現代の日本文学や美術に越境性が満ちた作品が溢れています。 海外からの要素を取り入れると同時に、日本の特色も海外へ影響を与え、その双方向の刺激による創作過程で新たな複合性をもつ近・現代の日本文学・美術が生まれました。本講座では、1945年以降、越境性の高い文学・美術作品に焦点を合わせて、なぜ世界的に読まれたか・鑑賞されたかを考察し、日本文化の複合性・ハイブリッド性を評価し、日本と世界との境界線をぼやかしながら、その接点を探求します。
<開講のねらい>
「世界とのつながり」が開講のねらいです。人類は原初から絵を描き、物語を作ります。美術と文学は人類共通の 「言葉」です。日本文学、映画、美術の趣を探求し、海外の友達と「世界のJAPONISME, KAWABATA, MODANIZUMU, KUROSAWA」などについて歓談してみませんか?
<関連キーワード>
「国際日本研究」「ディスカッションあり」「事前知識なくても受講OK」「国際教養」「美術」「文学」「映画」
<ディスカッションの頻度・割合等>
ディスカッション 頻度 :毎回
ディスカッション 割合 :三分の一(30分)程度
個人発表 :なし
チーム発表 :なし
ロールプレイング :なし
テーマに関する事前知識や部署経験の有無 :なくてもよい
*最終回は座談会式で全て(90分)ディスカッションとなります。
予定講師陣
■ユー・アンジェラ(上智大学教授) 第1回、第6回担当予定
■村井 則子(上智大学准教授) 第2回、第4回担当予定
■河野 至恩(上智大学教授) 第3回、第5回担当予定